【BOATRACE】シリーズ戦は優勝戦1号艇が3連敗中 海野ゆかりが流れを止めるか

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 浜名湖での第9回クイーンズクライマックス&シリーズ戦(12月26日〜31日開催)は30日が大会5日目。ベスト12メンバーによるプレミアムG1クイーンズクライマックスはトライアル最終日となり、11Rは平山智加(香川)が2コース差し、12Rも平高奈菜(香川)が2コース差しを決めて快勝。トライアル3戦を終えて平高が2・2・1着で得点率トップに立ち、優勝戦1号艇を手にした。


 そして「G3クイーンズクライマックスシリーズ戦」は4日間の予選ラウンドを勝ち抜いた18人で準優勝戦が争われ、優勝戦に進むメンバーが決まった。

浜名湖 最終日 11R シリーズ優勝戦
1号艇 海野ゆかり(広島) 今年1コース1着率67%
2号艇 山川美由紀(香川) 今年2コース1着率18%
3号艇 竹井 奈美(福岡) 今年3コース1着率23%
4号艇 長嶋 万記(静岡) 今年4コース1着率7%
5号艇 渡邉 優美(福岡) 今年5コース1着率3%
6号艇 塩崎 桐加(三重) 今年6コース1着率0%

 予選トップ通過の海野ゆかり【写真】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。10月の鳴門オールレディースに続く今年2回目の優勝へ王手をかけた。

 海野は今年インで64戦43勝の1着率67%。10〜11月にかけてイン戦5連敗とまさかの不振に陥っていたが、12月に入ってからはイン6走で1・2・1・1・1・1着と完全に調子を取り戻してきた。今節も3日目10Rではインからコンマ04、5日目10Rの準優ではインからコンマ09と1号艇2走はいずれもゼロ台スタートで逃げ切っている。優勝戦も鋭い踏み込みからイン速攻を見せるのか。

 ただ一筋縄ではいかないのがシリーズ戦の優勝戦だ。近況3大会は優勝戦1号艇が3連敗中。2017年は廣中智紗衣の3コースまくりで3連単6万円台、2019年は平田さやかの5コース差しで3連単3万円台と高配当決着も相次いでいる。

【クイーンズクライマックスシリーズ戦 歴代優勝者】
2012年 池田 浩美 (静岡) 1コース逃げ
2013年 山下 友貴 (静岡) 2コース抜き
2014年 中谷 朋子 (兵庫) 1コース逃げ
2015年 平山 智加 (香川) 1コース逃げ
2016年 川野 芽唯 (福岡) 1コース逃げ
2017年 廣中智紗衣 (東京) 3コースまくり
2018年 塩崎 桐加 (三重) 4コースまくり
2019年 平田さやか (東京) 5コース差し

 今回も優勝戦2〜6号艇に多彩なメンバーがそろっており、波乱が起こっても不思議ではないだろう。2号艇の山川美由紀は今節ゼロ台スタート3本と持ち前のスタート力を存分に発揮中。3号艇の竹井奈美は準優で2コースまくりを決めるなど勢いに乗ってきた。4号艇の長嶋万記は地元でのV取りに意欲十分。5・6号艇にはアウトから展開を突くのがうまい渡邉優美と塩崎桐加の105期コンビが並んだ。充実の顔ぶれで争われる11Rのシリーズ戦優勝戦。12Rのクイーンズクライマックス優勝戦にも負けない激戦が期待できそうだ。

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