【BOATRACE】平高奈菜と守屋美穂が初のG1優勝へ紅い炎 浜名湖クイーンズクライマックス

(C)BOATRACE

 2020年の女子ナンバーワンを決める「プレミアムG1第9回クイーンズクライマックス」(優勝賞金1500万円)は31日、ボートレース浜名湖で優勝戦が行われる。5日目を振り返ると、北西からの追い風が終日5〜6mというコンディション。安定板を付けるほどではなかった。シリーズ戦の準優を含めて10Rまではイン逃げ勝利が4本のみという流れの中、トライアル3回戦は11R、12Rともに2-1-4で決着。いずれも2コースから差した選手が勝ち名乗りを上げた。


 トライアル3回戦の11Rを勝った平山智加【写真下】は「(1・2回戦とも)取りこぼしたレースがあったけれど、その反省を踏まえて今はいいレースができました」と会心の勝利に喜んだ。今夏はレディースチャンピオン(多摩川)を優勝。同一年の女子G1連続Vの偉業が懸かるが「優勝戦に乗れたことはチャンスがあると思うけど、今やれることをしっかりとやって臨みたいです」と冷静な受け答えだった。

(C)BOATRACE

浜名湖最終日12R クイーンズクライマックス優勝戦
1枠 平高奈菜(香川)2・2・1着 3970万円
2枠 守屋美穂(岡山)1・1・4着 4614万円
3枠 平山智加(香川)2・4・1着 4351万円
4枠 小野生奈(福岡)1・4・2着 3989万円
5枠 大山千広(福岡)4・1・4着 3272万円
6枠 遠藤エミ(滋賀)3・3・3着 3029万円
※ ()内は支部 金額は30日時点の今年の獲得賞金

 トライアル最終戦の12Rを勝ってポールポジションをゲットした平高奈菜【冒頭の写真】は「特別どこかがいいとかはないけど、全体的にいいと思います」と30号機を評価。「今年は(ケガなど)いろいろあったし、(タイトルを)取れると言われ続けて、ずっと取れなくて、大分しんどくなってきた。そろそろホッとしたい」と初のG1優勝へかける胸の内を明かした。

(C)BOATRACE

 G1初タイトルを狙うといえば守屋美穂【写真上】も平高と同じ。前日までは得点率トップだったが、トライアル最終戦12Rを4着でゴールし得点率2位で2号艇になった。「調整は合っていたし、いい状態でレースへ行けたけど自分の判断ミスでした」と反省。「足はバランスが取れてます」と気配落ちはないことを強調していた。「今年はスタートでたくさん失敗したので、(今節は)それを生かせてしっかり行けてます」とキッパリ。最後も自らを鼓舞して初ティアラを目指す。優勝戦のメンバーで平高と守屋以外の4人は、既にG1の優勝経験がある。


クイーンズクライマックスシリーズ及びクイーンズクライマックスの5日目ハイライトは↓から視聴可能だ。

クイーンズクライマックスのレース映像は女子レーサー情報をまるっと集約したレディースインフォメーションにて全日程配信中。レースだけでなく、女子レーサーのプライベートを紹介したコンテンツなども盛りだくさんで初心者の方でも親しみやすいサイトとなっている。詳細はページ下の関連リンクレディースインフォメーションよりご確認いただきたい。

引用元記事

船活OLが厳選!
実際に使える競艇予想サイトランキングはコチラ