【BOATRACE】守屋美穂と平高奈菜が優出当確ライン突破! 浜名湖クイーンズクライマックス
トライアル2回戦の11Rは、ほぼ横一線のスリットから2コースの小野生奈がツケマイを敢行。これをインの大山千広が受け止めて逃げ態勢を築いた。残り4艇による差し合戦は、二番差しの平高奈菜が2着を確保。3着は道中でジリジリと追い上げた遠藤エミが3周2マークで小野を小回りで交わした。
逃げ切った大山は「いっぱい、いっぱいでしたね」と辛勝を強調。「伸びはある程度持つけど、出足が弱いし、ピット離れは最悪」と笑みはなかった。大山はトライアル3回戦の枠番抽選では6号艇(11R)となり、試練を乗り越えられるか。
2着の平高奈菜【写真下】は「伸びを持たせようとするとグリップとかが…」と言葉を濁したが、2戦して連続2着と得点率は2位につけている。30日は強めの追い風予報だけに「乗りやすさを重視していくと思う」と調整の方向性を口にした。トライアル3回戦は2号艇(12R)だ。
(C)BOATRACE
トライアル2回戦の12Rは守屋美穂【写真下】がインからコンマ01のタッチスタート。余裕のある逃げを披露した。2コースの香川素子が一番差しで2着をキープ。大外から最内を差した田口節子が2マーク小回りで3着に浮上した。
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<浜名湖 5日目11R トライアル>
1枠 寺田 千恵 (岡山) 5着5着10点
2枠 平山 智加 (香川) 2着4着15点
3枠 香川 素子 (滋賀) 3着2着16点
4枠 遠藤 エミ (滋賀) 3着3着14点
5枠 松本 晶恵 (群馬) 4着6着10点
6枠 大山 千広 (福岡) 4着1着16点
※()内は支部 右は今節着順と合計点
<浜名湖 5日目12R トライアル>
1枠 小野 生奈 (福岡) 1着4着16点
2枠 平高 奈菜 (香川) 2着2着18点
3枠 細川 裕子 (愛知) 6着6着 8点
4枠 田口 節子 (岡山) 5着3着12点
5枠 守屋 美穂 (岡山) 1着1着20点
6枠 岩崎 芳美 (徳島) 6着5着 9点
最後の枠番抽選(トライアル3回戦)は寺田千恵(11R)と小野生奈(12R)が1号艇をゲット。5番目に抽選器を回した寺田は、白い玉がこぼれ落ちた瞬間、「ヨッシャー!」と飛び跳ねた。小野も「イェーイ!」と両手を挙げて喜びを表現した。
トライアルの得点表は1着10点、2着9点、3着7点、4着6点、5着5点、6着4点。優出するためのボーダーラインを3走しての合計点でいうと、2018年が5・4・2着と3・3・4着が20点で並び、着位差で5・4・2着の方。2019年は1・4・5着の21点だった。例年の傾向だと22点がほぼ当確圏、21点だと上位の着順を取っているかどうかが当落の分かれ目となる。
12R組の守屋美穂と平高奈菜は無事故完走なら当確圏。11R組の寺田千恵と松本晶恵は1着取っても全体の結果待ちに…。11Rの平山智加らほかの4選手は自力の勝負駆け態勢。 なお優勝戦の枠番は抽選ではなく、トライアルの得点率順に組まれる。
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