【BOATRACE】平高奈菜が初の賞金女王に! 「いろいろな経験があったからこそ」

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 大みそかに2020年女子ナンバーワンが決定。ボートレース浜名湖の「プレミアムG1第9回クイーンズクライマックス」は12月31日、最終日の12Rで優勝戦が争われた。


 この日も北西からの追い風が風速3〜4mの範囲で吹き続けた。スタート展示では6枠遠藤エミが前付けに動き、小野生奈が回り直しての1236/54だったが、本番レースでは外が変わり1236/45で大時計の12秒針が動き出した。

 全艇が早めの仕掛けとなり、インの平高奈菜【写真すべて】と4コースの遠藤がコンマ01の究極スタート。インから先マイ態勢に入った平高に対して2コースの守屋美穂がツケマイを敢行。平高はこれを難なく受け止めて独走に持ち込んだ。次位争いは大接戦。進入から積極的に動いた遠藤が差して食い下がったが、5コースからまくり差した小野が終始有利な位置取りから2着をキープした。3着が遠藤で、3連単は1-4-6。4110円だった。

 優勝した平高は「メチャうれしいですね」と満面の笑み。「スタートがわからなすぎたので、緊張はしませんでした。昨日(3回戦)が一番緊張しましたね」と振り返った。2007年のデビューから13年あまり、G1優出は5回目、2014年と2015年にはクイーンズクライマックスで連続の優勝戦2着があった。

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 念願のG1初タイトルについては「なかなか期待に応えられなくて、後輩にも先を越されて…。それでも、いろいろな経験があったから、この優勝があると思う」と胸の内を明かした。

 優勝賞金の1500万円を加え、2020年の獲得賞金額は5491万2000円となり。女子賞金ランキングで堂々の1位に輝いた。前日まで女子賞金トップだった守屋美穂は5着で、約606万円差の2位となった。

 また、表彰式ではクイーンの象徴とも呼べるティアラを初戴冠した平高。「ティアラっていうキャラじゃないですから」と話していたが、誰よりもふさわしく、似合っていた。

クイーンズクライマックスの優勝戦動画は↓から視聴可能だ。

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