【BOATRACE】超絶ターンでシリーズ優勝戦2着の竹井奈美 2021年は地元福岡QC出場を目指す

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 浜名湖での第9回クイーンズクライマックス&シリーズ戦(12月26日〜31日開催)は大会最終日を迎えた。12Rで行われたプレミアムG1クイーンズクライマックスの優勝戦は、1号艇の平高奈菜(香川)がインからコンマ01の弾丸ショットで逃げ切り快勝。平高は優勝賞金1500万円を手にして2020年の獲得賞金を5491万2000円に伸ばし、自身初の年間賞金女王に輝いた。


 11Rで行われた「G3クイーンズクライマックスシリーズ戦」の優勝戦は、1号艇の海野ゆかり(広島)【写真下】がインからコンマ10のトップスタートで逃げ切り成功。4・1・4・2・1・3・1・1・1着と節間5勝をマークして頂点に立った。勝った海野は10月の鳴門オールレディースに続く2020年2回目の優勝。通算では59回目の優勝で、これは田口節子と並んで女子歴代4位タイの優勝回数となっている。

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 そしてこの海野をあと一歩まで追い詰めたのが3号艇の竹井奈美(福岡)【冒頭の写真】だった。3コースから強烈なツケマイでバック併走に持ち込む好旋回を披露。惜しくもまくり切るには至らず2着に終わったが、海野が表彰式で「竹井さんが上手すぎて」と舌を巻いたほどの超絶ターンだった。

 竹井の実力は誰もが認めるところ。女子屈指のターンスピードと速攻力を武器に、2016年と2018年にはクイーンズクライマックス出場を果たしている。しかし2019年、2020年と近況2年はいずれも女子賞金ランキング18位(クイーンズクライマックス選考締切時点)と、あと一歩及ばずベスト12入りを逃している状態。悔しい思いを重ねてきた。

 2021年こそベスト12入りを果たしてティアラ争奪戦に加わりたいところ。2021年のクイーンズクライマックスは地元の福岡が舞台となるだけに、その思いは一段と高まっているはずだ。

 もちろんその思いは竹井だけではない。福岡支部は女子レーサーの選手層が厚く、2020年にクイーンズクライマックスに出場した小野生奈と大山千広をはじめ、クイーンズクライマックス出場7回を誇る日高逸子、2015年に福岡クイーンズクライマックスで優勝している川野芽唯、11月のレディースチャレンジカップで優出3着に入った深川麻奈美、今節シリーズ戦で優出4着の活躍を見せた渡邉優美、レディースチャレンジカップには2回出場している藤崎小百合など強豪がひしめている。2021年の福岡クイーンズクライマックスには地元勢が何人出場するのか楽しみにしたいところ。2021年の女子レース戦線は福岡支部勢がカギを握ってくることは間違いないだろう。

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