【BOATRACE】昨年のリベンジに燃える小野生奈が2年連続で優勝戦1号艇 芦屋レディースオールスター

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 ボートレース芦屋(福岡県芦屋町)の「G2第5回レディースオールスター」は28日、準優勝戦を勝ち上がったベスト6により最終12Rで優勝賞金450万円をかけて、優勝戦が行われる。


 準優勝戦は10Rで波乱。インの廣中智紗衣は先に回ったものの、スタートで後手を踏んでいた分、窮屈なターンになり、松本晶恵、竹井奈美が2、4コースから次々と差し抜け。バックで最内を伸びた竹井が1着。バック4番手から1周2マークの絶妙な小回りターンで2番手に浮上した平高奈菜は松本の猛追を振り切って2着。3連単の4-3-2は9470円の好配当になった。

 準優勝戦11Rは遠藤エミがインからぶっちぎりの快勝。2着争いは大混戦で、バックは西村美智子以外の4人が並走。1周2マークの好ターンで2番手に浮上した岩崎芳美は猛追してきた鎌倉涼と西村を何とか振り切って2着。前年覇者が意地の優出を決めた。3連単1-4-6は3860円と遠藤の1着でもまずまずの好配当。

 準優勝戦12Rも小野生奈【冒頭の写真・下の写真は準優終了後】がイン速攻で人気に応えた。2コースの島田なぎさが握り、3コースの田口節子が行き場を失ったところを見事なまくり差しで抜け出した大瀧明日香が2着。3着は田口が山川美由紀を逆転し、3連単1-5-3は2610円。11番人気での決着。

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 この結果、優勝戦は次のようなメンバーになった。

1枠 小野 生奈(福岡支部
2枠 遠藤 エミ(滋賀支部
3枠 竹井 奈美(福岡支部
4枠 平高 奈菜(香川支部
5枠 岩崎 芳美(徳島支部
6枠 大瀧明日香(愛知支部

 小野は昨年の鳴門大会に続いて、2年連続で優勝戦の1号艇をゲット。しかし、昨年はインからトップスタートを決めながらターンマークを大きく外して2コースの岩崎芳美に差されてしまい、さらに1周2マークでも握って回ってバランスを崩し失速。5着と敗れてしまった。地元水面で自らリベンジのチャンスをつかみ取った今回こそ、きっちり逃げて人気に応えたいところ。

 ただ、小野の準優勝戦のターンはいかにも乗り心地が合ってないという雰囲気。「伸びを中心に足はいいけど、乗り心地が合っている時が少ない」とそこは本人も自覚。2コースの島田なぎさが握ってくれて助かった側面は否定できない。

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 小野の乗り心地調整が準優勝戦レベルであれば、「伸びは上位に少しやられるけど、そこまで見劣らない」と好感触を得ている2コース遠藤エミ【写真上】の差しが届くシーンも十分。

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 さらに、握って回って攻めるのが身上の竹井奈美【写真上の右側、左側は平高奈菜】も「一番いいのは乗り心地。スタートも質がいいのが行けている」と不気味なコメントで3号艇という好位置にいる。その竹井次第で「上位との比較は分からないが、いい仕上がり」という平高奈菜の差し浮上も十分に考えられ、小野で絶対的な雰囲気ではない混戦とお伝えしておこう。

 なお、「自分の判断を含めて全てうまくいった」と準優勝戦を振り返った岩崎芳美が優勝すれば大会連覇。「ターン回りが良くなった」と機力上昇ムードの大瀧明日香が優勝すれば、竹井奈美と同じく女子4大競走(レディースオールスター・G2戦、レディースチャンピオン・プレミアムG1戦、レディースチャレンジカップ・G2戦、クイーンズクライマックス・プレミアムG1戦)では初優勝となる。

人気女子レーサーが集結する芦屋G2レディースオールスターはレディースインフォメーションにて全レース配信中。レース映像のほかにも、女子レーサーのプライベート情報なども記載した女子レーサー名鑑や女子レーサー関連のYouTube動画などコンテンツ盛りだくさん。また、G2レディースオールスター期間中は、アスリートから人気声優まで豪華ゲストがYouTubeスペシャルLIVEでもレースを盛り上げている。

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