【BOATRACE】小野生奈がイン速攻で昨年のリベンジ優勝! 芦屋レディースオールスター

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 ボートレース芦屋(福岡県芦屋町)の「G2第5回レディースオールスター」は28日、最終12Rで優勝戦が行われ、予選トップで優勝戦の1号艇を手にしていた小野生奈【写真2枚とも】がイン速攻を決め、2017年の芦屋「G1レディースチャンピオン」以来、約4年ぶり2回目の女子特別戦のタイトルを獲得した。接戦になった2着争いは遠藤エミが竹井奈美に競り勝ち、地元ワンツーを崩した。3連単の1-2-3は2番人気の870円。

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 風速5メートルの強い向かい風は、インの小野生奈にとってはこれ以上ない"勝利への追い風"だった。昨年の優勝戦は逃げ態勢に持ち込みながら、ターンマークを大きく外して岩崎芳美の2コース差しに屈した。前日の準優勝戦でもターン手前でボートが跳ねるシーンがあり、きっちり回ったとはいえず、ターンのかかりに課題を残していた。

 しかし、強い向かい風なら風圧がボートを押さえてくれて、きっちりターンマークを回れる。それでもいつもより慎重にターンしたのか、2コース遠藤エミが差して肉薄しかけたが、バックの足は小野の方が圧倒的に上なのは、4日目12Rの直接対決ですでに明確だった。バックは遠藤に迫られることなく、1周2マークを先に回って勝負は決した。レース後は、「緊張しすぎてハンドルは入らなかったが、(勝てたのは)エンジンのおかげです」と、前検から好感触だった愛機に感謝した。

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 芦屋は自宅から一番近いレース場で、練習にも熱心に通った水面。2017年のレディースチャンピオンでも優勝を飾っており、層が厚い福岡支部の女子の中でも、小野が恐らく一番、思い入れが強い水面。そこで2回も結果を出せたことは選手冥利(みょうり)に尽きるだろう。

 「昨年のことは気持ちを切り替えていたけど、昨年の(私を買ってくれた)お客さんの舟券の分も頑張ろうと思っていた。女子はみんな頑張っているし、私も負けないよう(ボートレースの)魅力を伝えたい」と優勝インタビューで語った小野。この優勝で賞金450万円を獲得して、今年の獲得賞金は992万9000円となり女子のトップに立った。今年は年末のクイーンズクライマックスが福岡で開催されるだけに、賞金争いでも非常に大きな優勝になった。

 さらに、7月にここ芦屋で開催されるSG戦のオーシャンカップ出場も当確の状況。次は男子相手の最高峰の舞台で、史上初となるSG戦女子初優勝を見てみたい。

人気女子レーサーが集結する芦屋G2レディースオールスターはレディースインフォメーションにて全レース配信中。レース映像のほかにも、女子レーサーのプライベート情報なども記載した女子レーサー名鑑や女子レーサー関連のYouTube動画などコンテンツ盛りだくさん。また、G2レディースオールスター期間中は、アスリートから人気声優まで豪華ゲストがYouTubeスペシャルLIVEでもレースを盛り上げている。

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