【BOATRACE】大山千広が3年連続のドリーム戦勝利 芦屋レディースオールスター

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 ボートレース芦屋(福岡県芦屋町)で「G2第5回レディースオールスター」が23日に開幕した。ファン投票上位6人の人気選手が激突した初日注目の12Rドリーム戦は、大山千広【冒頭の写真】がインから危なげのない逃げで快勝。この大会での大山は、これで3年連続ドリーム戦イン逃げ勝利を決め、3年連続ファン投票1位の期待にきっちり応えている。2着には4コースから差した小野生奈が入って、見事な地元ワンツー。道中でかなりもつれた3着争いは守屋美穂が平高奈菜を逆転。3連単は1-4-2で1580円の人気サイド決着だった。

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 ドリーム組以外では遠藤エミ、清水沙樹、寺田千恵、そしてダブルエース機を手にしている鎌倉涼の4人が2戦2連対の好発進を決めたほか、1回乗りの選手では浜田亜理沙、山川美由紀、大瀧明日香、田口節子、前年覇者の岩崎芳美が白星スタートを切った。

 その初日はインが8勝とまずまずの強さを発揮したが、勝利者インタビューで印象的だったのは山川美由紀【写真下】。8Rでインから逃げて人気に応えての勝利だったが、「7戦ぶりにインから勝ててうれしい。最近はインコースイップス(精神的な原因などにより突然自分の思い通りのプレーができなくなる症状のこと)で、インからどうやって回っていいのか分からなくなっていたんですよ」と、成績をずっと追いかけていないファンが聞けば、驚くようなコメントだったのだ。

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 実際、イン戦では1月17日の蒲郡から常滑の「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」でのFを含めて6連敗中だった。レディースチャンピオンを4回も優勝しているベテランの山川クラスでも、これほどリズムが悪い時があることに驚かされる。山川の昨年3月からの1年間のイン1着率は65.2%。特別高い数字ではないが、苦手にしているというほどの数字でもない。

 ちなみに、今節の出場メンバーで過去1年間のイン1着率が80%を超えているのは佐々木裕美と鎌倉涼の2人だけ。鎌倉はさっそく初日10Rで逃げを決めており、昨年12月12日の住之江からイン戦では負けなしの16連勝になった。最近の好調さはイン戦における強さも無関係ではなさそうだ。

人気女子レーサーが集結する芦屋G2レディースオールスターはレディースインフォメーションにて全レース配信中。レース映像のほかにも、女子レーサーのプライベート情報なども記載した女子レーサー名鑑や女子レーサー関連のYouTube動画などコンテンツ盛りだくさん。また、G2レディースオールスター期間中は、アスリートから人気声優まで豪華ゲストがYouTubeスペシャルLIVEでもレースを盛り上げている。

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