12Rで優勝戦が行われ、木下翔太(29=大阪)が逃げ切った。2着は丸野一樹、3着に吉田裕平が入った。木下は9月プレミアムG1ヤングダービーの優先出場権とともに優勝賞金200万円を獲得。賞金ランキングは47位に上がった。

F持ちでも勝負どころで集中力を発揮した。進入は永井彪也が3コースからこん身の仕掛けで攻めたが無念のFコール。木下はコンマ02まで踏み込んで逃げた。「ドキッとして様子を見ましたが、1Mは完璧なターンができた。今年前半は結果が出せなかったけど、徐々にリズムが上がって来ましたね。もっと努力しなきゃ駄目ですが、G1、SGの舞台で大阪の先輩の背中にしっかり付いていけるよう頑張ります」。

ヤングダービーの前には23日から始まる宮島グラチャン、7月鳴門オーシャンカップとSGロードが待っている。大阪支部の未来を担う若武者が、大舞台を見据えて目を輝かせた。

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