勝戦は人気を背負った岡崎恭裕(33=福岡)がイン逃げに成功した。

今年3回目、鳴門では意外にも初、G1は18年4月からつ周年以来3回目の優勝となった。2着は瓜生正義(44=福岡)が入り、菊地孝平(41=静岡)が3着だった。

進入は落ち着いた枠なり。岡崎はコンマ05のトップタイミングで、1Mを慌てることなく先に回った。2Mで大事に回ったところ、瓜生がこん身の差しで追い詰めた。それでも、ハイパワーに仕上がった11号機は瓜生を引き離し、ゴールまで駆け抜けた。「やっぱり瓜生選手はすごいです。ターン力では負けていた。でも、いい仕上がりでエンジンに自信があったので冷静に走れました」と爽やかな表情を見せた。

鳴門での初優勝については「SGでも優出したこともあって苦手意識はなかったし、好きな水面で相性も良かったですからね」と笑顔を見せた。

次は23日から宮島のSGグラチャンに出走予定。「今節はいいエンジンを引くことができて、最後は逃げ3回を決められた。インは得意ではないので、ちょっと自信がつきました。いつも通りマイペースに、レースは気持ちを込めてやっていきます」。SG戦線でも大暴れといきたい。

引用元URL:https://www.nikkansports.com/public_race/news/202006110000504.html