江戸川ボートのピットリポーターを7年間務める瀬戸沙織さんは、「瀬戸ちゃん」「さおりん」の愛称でファン、選手、関係者から親しまれている。福島県二本松市出身の彼女が、東日本大震災から10年のこの日、その思いを語った。

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震災のあった2011年3月11日は、東京で大学に通っていた時期でした。震災のあった午後2時46分は、スポーツジムでランニングしていました。ジムのスタッフから、集まって下さい! と言われて、これはただ事ではないな、と。ジムへは自転車で通っていたので、帰宅難民にはならず、その足でスーパーマーケットに寄って買い出ししました。両親とはすぐに連絡が取れて。春休みだった私の部屋に母、弟が車で東京に来て、震災発生後1週間、ともに暮らしました。

自宅は無事でした。ただ地盤が緩んで、いつも通る道路とかは工事で数年通れなかったりしました。

東日本大震災から10年なんですよね。地震があって、人とのつながりを多く感じるようになりました。地元の方には、がれきの処理とかにボートレーサーの方々も含めボランティアの方々がたくさん来ていただきました。応援の気持ち、助け合いの気持ち、協力の大切さを感じましたね。

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瀬戸さんは、人との絆の大切さを胸に秘めながら選手とファンの懸け橋として江戸川ボートでのピットリポートに生かしている。

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