栗原謙治(51=群馬)が、親心を隠さず、満面の笑みを浮かべた。

2日目8Rで2着。ピットに戻ると、江戸川1Rで息子の一馬がデビュー初勝利を飾ったことを知らされ、左手の指を3本上げ、「3回目」と声を張った。「おれの初優勝が江戸川(93年8月)。女房(元レーサー)の水神祭も江戸川だったから、うちで3回目。江戸川に行く前、4コースが取れたらスタート頑張って来いと送り出したんよ。おれよりスタート勘はあるから、あとはハート」と目を細めた。実際、息子は4コースからコンマ04のスタートを踏み込み、カドまくりに成功。161走目で待望の水神祭を迎えた。オヤジもここまで1、6、2着と準優進出ペース。「数字(複勝率40・6%)の足はないよ」というものの、3日目は自然と力が入る。

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