【BOATRACE】熱い思いで負傷から復帰の平高奈菜! 予選組では細川裕子に特注機

 

 女子レーサーにとって、その年前半のハイライトとなる「プレミアムG1・第34回レディースチャンピオン」が5日、ボートレース多摩川で開幕する。勝率上位(成績対象期間は昨年6月1日〜今年5月31日)の6名が激突する初日注目のドリーム戦は以下のメンバーで争われる。

12Rドリーム戦
【1号艇】平高 奈菜 (香川支部)33歳
【2号艇】平山 智加 (香川支部)35歳
【3号艇】遠藤 エミ (滋賀支部)32歳
【4号艇】守屋 美穂 (岡山支部)31歳
【5号艇】大山 千広 (福岡支部)24歳
【6号艇】松本 晶恵 (群馬支部)33歳

 昨年蒲郡の第33回大会で23歳6カ月と劇的な史上最年少Vを果たした大山千広をはじめ、ほかの5選手も30代前半から半ばまで。女子レースにも確実に世代交代の波が訪れていることを感じさせるメンバー構成となった。

 4日の前検日に行われた注目のモーター抽選。ドリーム組では平山智加、遠藤エミ、守屋美穂が高勝率モーターを手にした。その後に行われた3本の前検スタート特訓では、平山と松本晶恵が上々の気配を披露していた。

 1号艇で注目の平高奈菜【写真上】は、6月下関での負傷から今節が復帰シリーズ。何が何でも出場へ…、その思いで懸命のリハビリに努めての復帰だが、抽選運は味方せず。2連対率24.4%のモーターとコンビになってしまった。熱い思いで出場へこぎつけた平高には温かい声援を。ただレースはシビアでもある。平高はレース勘という部分でも不安があるのは本音でもあるだろう。レースの基点となる1枠選手が復帰初戦だけに、初日の華・開幕ドリーム戦は難しい一戦となった印象だ。

(C)BOATRACE

 予選組からも1人注目選手を挙げたい。細川裕子【写真上】だ。引いた70号機は2連対率31.2%ながら、6月に乗艇した松井賢治がプロペラ交換をしてから、グッと気配が上向いた特注機。実際、前検の特訓気配もなかなかのモノだった。細川自身にも少し話を聞いた。

「(70号機は)前操の選手(関野文)がF後でも悪くない動きだったみたいだし、いいエンジンを引けたと思います。まだ調整が合ってないし、まずはそれを合わせるのが先ですね。そこからエンジンに色をつけていきたい。最近は調整に関しては調子がいいです。どんなエンジンを引いてもそれなりには出てくれます。多摩川はレディースチャンピオンでの準優勝(2012年)もあったし相性が良くて好きな水面。今節は頑張ります」。

初日は1R6枠と8R3枠で登場する細川。枠番的にそこまで人気は集めないはず? 好配当狙いの方はぜひ狙っていってみて欲しい。

注目のレディースチャンピオンのレース模様は女子レーサー情報をまるっと集約したレディースインフォメーションにて配信中。さらに伊藤愛真、今話題の“ぼる塾”や“3時のヒロイン”ら女芸人、内山信二、ういち等豪華ゲストが出演するYouTubeLiveも同時配信!その他にも節間限定コンテンツなども更新していく。
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引用元URL:https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/202008050011-spnaviow