磯部誠(29=愛知)がインから逃げ切り、尼崎に続く2節連続、今年5回目の優勝を決めた。「すごくうれしいです。仲口(博崇)さん、赤岩(善生)さんらファンの時から見ていた人と一緒に走れて、しかも先着できるなんて。常滑は勝ったことがあるんで、蒲郡の地元戦のタイトルも絶対に勝ちたかった」と笑顔で胸を張った。

相棒の67号機は今節のワースト機だったが、見事に立て直した。「ワースト機で優勝したのは初めて。ただ、お盆開催に出てくるんだし、数字だけではない何かがあるエンジンだとは思っていた」。先入観にとらわれず、ポテンシャルを最大限に引き出した調整手腕が光った。

次走は25日からメモリアルに出走する。そして、11月には蒲郡チャレンジカップが控えている。「チャレンジカップの出場を考えると、この優勝は大きい。まずはメモリアルで頑張ります」と熱く意気込みを語った。

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