新エンジンとペラ、ボートがお披露目された今節の優勝戦は、地元の長田頼宗(34=東京)が主役を張る。航走検査で1番時計だった31号機を仕上げた。行き足からスリット付近の伸びを強化し、「あとは出足がほしい」と課題を1つずつクリアした。

ただ、難題が急浮上した。9R3着で予選トップ通過が確定したが、江口晃生の優出で優勝戦は楽インにならない。江口の優出が決まって表情を曇らせながらも「ここは平和島。深くても大丈夫。80メートル起こしに備える」と言い切った。好素性機のデビューをVで飾るか。全ては長田の腕にかかっている。

引用元URL:https://www.nikkansports.com/public_race/news/202006170000965.html