勝戦1枠の木下翔太(29=大阪)がインからトップスタートで先マイし、昨年11月江戸川以来通算18度目、戸田では初めての優勝を飾った。

ピットに戻ると「3日目は失敗してますからね」と安堵(あんど)の表情を見せた。予選最終日12Rは同じくインから先マイしたが、1Mで艇が流れて惜敗した。同じ轍(てつ)は踏めない。「足は仕上がっている。スタートだけに集中した」と、ただ1人ゼロ台と鋭発し、64号機の強力な出足で他を引き離した。

ただ、喜びに浸るのはつかの間だった。レースを冷静に振り返ると、やはり1Mを思い返す。「また、あそこで流れてしまっている。足があったから勝ったようなもの。こういう部分も突き詰めないと、タイトルは取れない。4月には30歳になるし、しっかりしたい」。さらなる高みを目指す浪速のホープは、近畿地区選(2月7~12日・三国)や太閤賞(3月4~9日・住之江)などG1戦線をにらんで表情を引き締めた。

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