中川りな(27=福岡)が、18番目の椅子に滑り込み、準優の切符を手に入れた。

得点率6・57が準優ボーダーとハイレベルな争い。同率に5人が並び、2日目に1着があった中川は、着順差でぎりぎり突破した。4日目は3、4着と中間着だった。

「特訓からスタートが早くて、展示でも様子を見ました。それでも、届き過ぎてスタート勘がつかめなかったです。ただ、足は出足が良くて、直線が少し弱い感じ。それでも、普通にいけば締められる感じはないし、舟の向きがいいから乗り心地もいいです」

相棒52号機は勝率34・5%。前回G1ダイヤモンドカップでは石渡鉄兵が使用した。

中川は21年9月に徳山で開催されるプレミアムG1ヤングダービー出場を狙っている。

「今年は選考期間の勝率が5・37で“予備3位”でした。(予備1位の大塚康雅までが出場)。次はチャンスをつかんで出場したいですね」と、目標の1つを明かした。

5日目の準優は12R6枠で出場。「もっと勇気を持ってスタートを行きたい。でも、まずは準優に乗れて良かった」。ほっとしたように息を吐くと、ニッコリと笑ってピットを後にした。

yuihunakatsu.livedoor.blog


引用元記事