渡辺真奈美、運転手さんの“お告げ”に感謝?/徳山
- 渡辺真奈美が3日目5Rを逃げ切った。勝利者プレゼントの徳山のマスコット「すなっち」に指をかまれて? もん絶する
<徳山ボート:ヴィーナスシリーズ>◇3日目◇12日
渡辺真奈美(30=東京)が5Rのイン戦をしっかり逃げ切った。1枠からコンマ16のタイミングでスリットを通過。1Mでは2コースの鎌倉涼がまくりに来たが、これを受け止めてあっさり押し切った。
「涼さんが来るのは分かっていました。もう、展示から来る機満々さが伝わっていた」と大笑い。読み通りの展開だった。
相棒の66号機は、3回前に西島義則が使用してから急上昇する注目エンジンのひとつ。西島も「こんな数字(複勝率=25・6%)のエンジンではない」と評価していた。その西島の次に使った川原正明は優出3着で、強烈な出足、回り足が印象的だった。前回G1ダイヤモンドカップでは桑原悠が使用した。
「レース場に来るときに乗った、タクシーの運転手さんがボートに詳しくて、いいエンジンを教えてくれたんです。いくつか挙げてくれた中に66号機があって(抽選で)引いたときに、ヨッシャーッと思ったけど、機歴簿を見たら25%。アレレッて、びっくりした」と渡辺はまた大笑い。
ただ「25%の感じではないんですよ。バランスが取れている。まだ足りないけれど、そこも許容範囲内だし、中堅上位は十分ある」と手応えはバッチリだ。
6月の江戸川オールレディースを最後に、9月の浜名湖ヴィーナスシリーズまで、今年の夏は2カ月間休養した。
「首と腰が悪くて休んでいました。でも、そこで思い切って休養したのが良かった。今はすごく調子がいいし、アゲアゲでいきますよ! 稼ぎたいですしね」
3日目を終えて得点率は6・80。4人が並ぶ13位に付ける。予選最終日の4日目は1R2枠と5R4枠が出番。2走10点のノルマをクリアする。