デビュー4年目の前田篤哉(23=愛知)に初Vのチャンスが巡ってきた。8Rのイン戦をコンマ03の鋭発から逃げ、3勝を含むオール3連対で予選をトップ通過。優勝戦の1枠になり「エンジンがしっかりしていて、ターンは上位級の仕上がり。ただ、平和島は風がころころ変わる。初Vは意識せず、まずはしっかりスタートすることを心掛ける」と努めて冷静に話した。

ピットでは同じ120期で、平和島をホームとする金山立樹とよく話し合っていた。「金山さんから平和島に合うペラ調整を教わったんです。それが効いている。持つべきは同期」。心技体と充実してきた前田が、殻を破って初Vを狙う。

引用元URL:https://www.nikkansports.com/public_race/news/202008250000746.html