【BOATRACE】穴党必見、レディースチャンピオンは"4日目"に高配当多発の傾向

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 多摩川レディースチャンピオン(8月5日〜10日開催)は3日目が終了。シリーズ前半戦が終わった。そして明日8日は予選ラウンド最終日となるシリーズ4日目。準優勝負駆けやシリーズリーダー争いなど見どころ満載の一日になる。

 そして舟券的にも楽しみなのがシリーズ4日目だ。特に穴党ファンは見逃せない一日だろう。というのもレディースチャンピオン最近3大会における3連単万舟券の出現本数を開催日別に見ると、

・2017年(芦屋) 2本→4本→5本→5本→4本→2本(計22本)
・2018年(桐生) 2本→2本→3本→5本→3本→1本(計16本)
・2019年(蒲郡) 1本→3本→3本→5本→4本→1本(計17本)
・今節(多摩川) 1本→3本→2本
(※左から順に初日→2日目→3日目→4日目→5日目→最終日)

 ここ3大会はいずれも4日目に万舟券が5本も出現。3大会連続で開催日別最多の万舟券が飛び出しているのがシリーズ4日目だ(※2017年は3日目と並んで最多タイ)。

 4日目に出る万舟券の傾向ははっきりしている。昨年の蒲郡大会を例に挙げると、4日目の1Rでは前日まで6・3・3・5着だった若狭奈美子が2コースまくりでG1初1着を飾って3連単2万4410円の大穴。2Rでは前日まで6・4・4・2着だった角ひとみが3コース差しを決めて3連単3万7560円を出し、これが最終的にこの節の最高配当となっている。そして5Rでは前日まで4・4・5・4着と大苦戦していた藤崎小百合がイン逃げを決めて3連単1万2890円。すなわち3日目まで未勝利だった選手が4日目に奮起して高配当を出すケースが多い。

 今節はここまで3日間で36レースを消化し、まだ白星のない選手は23人いる。このなかで4日目の奮起に期待したい選手を挙げるなら、まずは9R3号艇の平高奈菜【写真】。多摩川の3コースは1・3・3・2・1・1・1着で通算7戦4勝のオール3連対と抜群の相性を誇る。通常なら人気の一角になる存在だが、今節はケガの影響を不安視されて人気を下げ気味。平高の力を信じて狙ってみる手もあるだろう。

 その他では10R2号艇の土屋実沙希。今年2コース1着率33%をマークしており、昨年のレディースチャンピオンでは最終日に2コース差しを決めてG1初1着水神祭を飾った実績がある。3R2号艇の五反田忍も楽しみだ。今期2コースは9戦4勝で1着率44%と白星を量産している。

 多摩川相性を重視するなら11R2号艇の海野ゆかり多摩川は通算19優出7Vを誇る好相性水面で、2004年の多摩川レディースチャンピオン覇者だ。このレースは1号艇の大山千広が人気を集めそうなだけに、海野は人気の盲点になるかもしれない。また4R3号艇の新田芳美も多摩川3節連続優出中で当地10優出と水面相性が良いだけに見逃せない。

 他にも寺田千恵、松本晶恵、大瀧明日香、宇野弥生、岩崎芳美、鎌倉涼といった選手たちが今節未勝利。高配当を出してくれそうな選手を探しながらシリーズ4日目の舟券を楽しみたい。

引用元URL:https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/202008070059-spnaviow