小寺拳人(26=福井)は4日目まで「ペラをいろいろやって、リングも換えたが、良くなっている感じがない」と、整備に悪戦苦闘していた。ところが5日目2R3着で調整の迷路から抜け出したようだ。「ギアを詰めて良くなりました。結果的に早めにギアを詰めておけば…」と悔やみつつ、表情は明るい。

「試運転で伸びがいい常磐(海心)君と合わせても差はなかったし、最終日にようやくレースできる足になりました」。5日目3着が初の舟券貢献と、ここまでの着順が着順なだけに、最終日2走では波乱の立役者になれるかもしれない。


引用元URL:https://www.nikkansports.com/public_race/news/202006170000856.html