菊地孝平(42=静岡)が本領のトップスタートで逃げて、大会は10年以来2度目、通算13度目のG1優勝を飾った。2着は峰竜太、3着は山崎智也が入った。

新ペラ調整から始まり、最終日12R優勝戦は万全の仕上がりで臨めた。展示も破格のタイム(6秒53)をたたき出した。「仕上がりの良さは確信に変わった」と話した。1Mでは峰の差し、山崎の攻めを寄せ付けずに圧勝した。

ウイニングランでは、多くの声援に対して、丁寧にお辞儀して応えた。「コロナ禍の中で無観客を経験し、温かい声援のありがたさをしみじみ感じた」。獲得賞金は8782万6000円で、ランキング3位に上昇。11月SG蒲郡チャレンジカップはフライング休みで選出除外のため、賞金争いは丸亀周年、大村ダービーと残り2節。「グランプリ2ndステージに出るために、全部勝つつもりでいく」。さらにスパートをかける構えだ。

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