戸田オールレディース@cafe（最終日3/12）、竹井選手が３カド小野選手を抑えて通算８Ｖ
無観客レースでの一節となった
戸田オールレディースは
シリーズ最終日を迎えました。
（地元の大豆生田蒼選手は１Ｒで３コース差し、
８Ｒでイン逃げを決めて今日２連勝の活躍。
今期に入ってからの"最終日"に限った成績は、
３・２／１／１・６／２・３／２／１／２／１・１着で
３連対率９２％という抜群の強さです）
（地元の安達美帆選手が２Ｒでイン逃げ、
７Ｒで３コースまくり差しを決めて鮮やかに２連勝。
安達選手の２連勝は１８年１１月の
丸亀オールレディース以来で約２年４カ月ぶりです）
（遠藤エミ選手は３Ｒで３コースまくり、
１１Ｒで４コース差しを決めて圧巻の２連勝。
今節は２・３・２・１・３・２・３・３・⑤・１・１着で、
準優だけ連を外す悔しい結果となりました）
（水野望美選手は４Ｒで３コースまくり一撃。
今期３コースは１７戦０勝と苦戦中だった水野選手。
昨年１０月以来の３コース１着となりました）
（５艇立てとなった５Ｒは４号艇の
中村桃佳選手が３カドから差し切って勝利。
これが今年１２本目の１着ですが、
"差し"での白星は初めてとなっています）
（香川素子選手は６Ｒイン逃げで今節初白星。
明日3/13～4/11まで３０日間のＦ休みに入り、
休み明けから３カ月間は女子レース斡旋停止に。
女子戦復帰は早くても７月中旬になります）
（２連対率１位のモーター５７号機に
手を焼いてきた川野芽唯選手は、
とうとうリング４本の交換を敢行。
９Ｒでイン逃げを決めて今節２勝目です）
（西村美智子選手は１０Ｒ選抜戦でイン逃げ快勝。
現在女子賞金ランキング９位につけており、
価値ある賞金２９万円の上積みとなりました）
（前田紗希選手）
（中田夕貴選手）
（前田紗希選手と中田夕貴選手は急遽の追加斡旋が入り、
3/14～19の児島ヴィーナスシリーズに参戦。
中０日で明日が前検日になります）
※3/13追記：前田選手は負傷のため斡旋辞退となりました。
（今節何度か見せ場を作った川井萌選手は、
次節が４月８日からの浜名湖オールレディース。
地元での水神祭に期待したいところです）
（来年度の戸田オールレディースは
約２カ月半後の5/31～6/5に開催予定。
スタンドがファンで埋まることを祈りたいところです）
さて今日のレース結果は、
１Ｒ ③大豆生田蒼 ３コース差し
２Ｒ ①安達 美帆 １コース逃げ
３Ｒ ③遠藤 エミ ３コースまくり （３連単18520円）
４Ｒ ③水野 望美 ３コースまくり （３連単12090円）
５Ｒ ④中村 桃佳 ３コース差し
６Ｒ ①香川 素子 １コース逃げ
７Ｒ ③安達 美帆 ３コースまくり差し
８Ｒ ①大豆生田蒼 １コース逃げ
９Ｒ ①川野 芽唯 １コース逃げ
選抜戦10Ｒ ①西村美智子 １コース逃げ
選抜戦11Ｒ ④遠藤 エミ ４コース差し
優勝戦12Ｒ ①竹井 奈美 １コース逃げ
【今節上がりタイムベスト５】
１ 浜田亜理沙 1'46"3 （初日６Ｒ）
２ 浜田亜理沙 1'47"2 （５日目１０Ｒ）
２ 浜田亜理沙 1'47"2 （２日目４Ｒ）
４ 廣中智紗衣 1'47"4 （５日目５Ｒ）
４ 西村美智子 1'47"4 （２日目８Ｒ）
（※２周戦は除く）
【今節の部品交換状況】
永井 聖美 ②キャリアボデー
大瀧明日香 ④リング１本
廣中智紗衣 ①キャリアボデー
土屋 千明 ①新プロペラ
原 加央理 ②クランクシャフト
川野 芽唯 ⑥リング４本
鎌倉 涼 ①キャリアボデー
山下 友貴 ②リング２本、⑤リング２本
竹井 奈美 ②リング２本
島田なぎさ ②リング２本
清埜 翔子 ②リング２本、③リング１本、⑤キャブレター
大豆生田蒼 ②キャブレター
前田 紗希 ①電気一式、①リング１本、②キャリアボデー、
③電気一式・キャブレター、⑤電気一式、⑥電気一式
関野 文 ①リング１本、②リング１本、⑤リング１本
（※○内の数字はシリーズ○日目。赤字は今日の部品交換）
【今節支部別１着回数】
埼玉支部 16勝 （浜田④、大豆生田③、安達②、清埜②、中田②、前田①、濱崎①、平川①）
福岡支部 16勝 （竹井⑥、小野⑤、中川③、川野②）
愛知支部 13勝 （細川③、宇野③、水野③、大瀧②、出口②）
東京支部 ６勝 （永井②、廣中②、倉持②）
大阪支部 ６勝 （鎌倉②、関野②、高憧②）
香川支部 ５勝 （西村美③、中村桃②）
滋賀支部 ４勝 （遠藤③、香川①）
長崎支部 ３勝 （池田紫②、野田①）
群馬支部 ２勝 （松本晶②）
静岡支部 １勝 （土屋実①）
岡山支部 ０勝
山口支部 ０勝
三重支部 出場なし
福井支部 出場なし
兵庫支部 出場なし
徳島支部 出場なし
広島支部 出場なし
佐賀支部 出場なし
【今節コース別１着回数】
１コース 39勝 （逃げ39） ※イン１着率54％
２コース ６勝 （まくり３、差し３）
３コース 14勝 （まくり７、差し３、まくり差し３、抜き１）
４コース ９勝 （まくり５、差し２、まくり差し１、抜き１）
５コース ３勝 （まくり差し２、まくり１）
６コース １勝 （差し１）
さて話題は優勝戦へ。
（①竹井奈美選手）
（②浜田亜理沙選手）
（③小野生奈選手）
（④細川裕子選手）
（⑤廣中智紗衣選手）
（⑥宇野弥生選手）
（１０Ｒ発売中のスタート特訓で
３カドを練習していた③小野生奈選手）
【優勝戦１２Ｒ出走表】
①竹井 奈美 （優出68回目、優勝７回、戸田２Ｖ）
②浜田亜理沙 （優出29回目、優勝３回）
③小野 生奈 （優出88回目、優勝19回、戸田２Ｖ）
④細川 裕子 （優出89回目、優勝10回）
⑤廣中智紗衣 （優出37回目、優勝６回）
⑥宇野 弥生 （優出84回目、優勝14回、戸田１Ｖ）
コンディションは風速０ｍ、波高０ｃｍ、
気温１６℃、天候：くもり。
進入は①②／③④⑤⑥で枠なりの２対４。
③小野選手がチルト０度の３カド作戦を敢行です。
ＳＴは内からコンマ10、25／14、14、14、14。
①竹井選手はトップスタートで先制するも、
②浜田選手が凹んで壁がない苦しい態勢に。
１マークはイン先マイの①竹井選手と、
３コースまくり差しの③小野選手の一騎打ち。
バック直線に出ると③小野選手の舳先が
①竹井選手の懐に届いたように見え、
ピット内では「入ったぁ！」という声が響きました。
しかしここから強かったのが①竹井選手。
直線の伸び勝負で③小野選手を抑え込み、
２艇身のリードを奪って２マークへ。
①竹井選手が２マークを丁寧に先取りして勝負あり。
これでオールレディース優勝戦は
"１号艇９連勝"の過去最長記録となりました。
【優勝戦１２Ｒ結果】
１着 ①竹井 奈美 １コース ST.10
２着 ③小野 生奈 ３コース ST.14
３着 ⑥宇野 弥生 ６コース ST.14
４着 ⑤廣中智紗衣 ５コース ST.14
５着 ②浜田亜理沙 ２コース ST.25
６着 ④細川 裕子 ４コース ST.14
決まり手＝逃げ
２連単①③ 360円（１番人気）
３連単①③⑥ 2830円（10番人気）
③小野選手はチルト、進入、１マークと
見せ場たっぷりの戦いぶりで２着。
２節連続Ｖはなりませんでしたが、
レディースオールスター覇者の貫禄を見せた一節でした。
⑥宇野選手は６コースから３着連絡みの好走。
さすがの戸田巧者ぶりを見せた一節でした。
⑤廣中選手は追い上げ及ばず４着まで。
ちなみに現在通算４９７勝としており、
次節の大村オールレディースで５００勝なるか注目です。
②浜田選手はスタート遅れが響いて５着。
それでも地元のエースとして活躍が光った一節でした。
④細川選手は４コースから攻め切れず６着。
それでも今節の活躍で女子賞金ランキングは
８位まで大幅にアップしています。
勝った竹井選手は通算８回目の優勝。
戸田では２節連続３回目の優勝となりました。
【竹井奈美選手 優勝歴】
16年６月 福岡ヴィーナスシリーズ
16年12月 戸田オールレディース
18年７月 常滑一般戦
18年７月 尼崎ヴィーナスシリーズ
18年10月 住之江ヴィーナスシリーズ
20年３月 戸田一般戦
20年５月 多摩川ヴィーナスシリーズ
21年３月 戸田オールレディース
ちなみに同一場オールレディース複数Ｖは
１９件目の記録となっています。
・松本 晶恵 桐生４Ｖ
・長嶋 万記 三国３Ｖ
・山川美由紀 丸亀３Ｖ
・寺田 千恵 下関３Ｖ
・竹井 奈美 戸田２Ｖ
・三浦 永理 多摩川２Ｖ
・池田 浩美 浜名湖２Ｖ
・長嶋 万記 浜名湖２Ｖ
・長嶋 万記 津２Ｖ
・寺田 千恵 三国２Ｖ
・高橋 淳美 住之江２Ｖ
・中谷 朋子 尼崎２Ｖ
・三浦 永理 徳山２Ｖ
・寺田 千恵 若松２Ｖ
・田口 節子 若松２Ｖ
・日高 逸子 芦屋２Ｖ
・谷川 里江 芦屋２Ｖ
・中谷 朋子 唐津２Ｖ
・谷川 里江 大村２Ｖ
今節の竹井選手は３・１・１・３・１・１・２・５・①・①着。
手にしたモーター６号機は２連対率３１位でしたが、
初日に３コースまくりを決めるなど３着１着の好発進。
それでも２日目にリング２本の交換を行ないました。
この整備が当たったのか３日目には
５コースまくり差しと４コースまくりで圧巻の連勝を飾り、
一気にシリーズリーダーの座に浮上。
予選をトップ通過してＶ争いの主導権を握り、
準優・優勝戦はイン逃げで快勝しました。
また今節もうひとつ光ったのはスタートで、
１０走のＳＴはコンマ11、16、11、16、10、09、15、14、11、10。
コンマ１０前後に決め続けた走りは見事でした。
ちなみに前節の芦屋レディースオールスターでも
コンマ14、18、11、09、07、14、10、11と
的確なスタートを決め続けていた竹井選手です。
竹井選手の今後の出場予定は、
大村オールレディース（3/20～25）
福岡ヴィーナスシリーズ（4/1～6）
三国一般戦（4/20～24）
未定（4/24～5/23）
若松ＳＧボートレースオールスター（5/25～30）
先日発表されたＳＧボートレースオールスターの
ファン投票結果で女子８位に滑り込み、
２年ぶり５回目の出場が決まった竹井選手。
今節は５２９３票への最高の恩返しとなったでしょう。
そしてこの優勝で女子賞金ランキングは３位まで浮上。
年末の地元福岡クイーンズクライマックス出場に向けて
気合の走りが続く竹井選手から今後も目が離せません。
竹井選手、おめでとうございました。
【戸田オールレディース 歴代優勝者】
１４年度 大瀧明日香（愛知）
１５年度 鎌倉 涼（大阪）
１６年度 竹井 奈美（福岡）
１７年度 五反田 忍（大阪）
１８年度 金田 幸子（岡山）
１９年度 中止
２０年度 竹井 奈美（福岡）
なお今節の売上は50億7987万9000円を記録。
戸田オールレディース最高額を大幅に更新です。
【戸田オールレディース 売上】
１４年度 15億8639万0300円
１５年度 31億6181万7900円
１６年度 28億9530万6500円
１７年度 28億1421万0200円
１８年度 35億2371万2400円
１９年度 中止
２０年度 50億7987万9000円
ではこれにて戸田オールレディース＠ｃａｆｅは終了。
なお次回の更新予定は
３月２０日からの大村オールレディースですが、
１都３県への「緊急事態宣言」により、
首都圏から現地へ移動しての取材は難しい状況に。
そのため大村オールレディース＠ｃａｆｅは
地元記者による更新を行なう予定です。
またその翌節の丸亀オールレディース（3/26～31）も
地元記者による更新になります。
【'21 女子賞金ランキング】 （3/12現在）
１ 小野 生奈 11,698,000円★ （今年１Ｖ）
２ 遠藤 エミ 9,601,000円★ （今年１Ｖ）
３↑竹井 奈美 9,089,000円★ （今年１Ｖ）
４↓鎌倉 涼 8,564,000円★ （今年３Ｖ）
５↓平高 奈菜 8,343,000円 （今年１Ｖ）
６ 出口舞有子 6,477,000円★ （今年１Ｖ）
７ 寺田 千恵 6,361,000円
８↑細川 裕子 6,294,000円★
９↓西村美智子 6,291,000円★
10↓松本 晶恵 6,043,000円★
11↑大瀧明日香 6,001,000円★
12↓田口 節子 5,802,000円
13↓平山 智加 5,755,000円
14↑三浦 永理 5,744,000円
15↑中村 桃佳 5,734,000円★
16↓守屋 美穂 5,642,000円
17↑香川 素子 5,501,000円★ （今年１Ｖ）
18 岩崎 芳美 5,439,000円
19↑浜田亜理沙 5,427,000円★
20↓池田 浩美 5,298,000円
（※★は今節戸田出場メンバー。
昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓）
【'21 女子優勝回数】
優勝３回 鎌倉
優勝２回
優勝１回 淺田、香川、平高、遠藤、小野、竹井、森、出口
【Ｆ休み中の女子レーサー】
水口 由紀 2/12～3/13
樋口由加里 2/17～3/18
藤堂 里香 2/17～3/18
松尾 夏海 2/20～3/21
淺田千亜希 2/23～3/24
佐藤ほのか 2/23～3/24
塩崎 桐加 3/1～3/30
内山 七海 3/1～3/30
松本 怜 3/4～4/2
黒澤めぐみ 3/7～4/5
白石 有美 3/7～4/5
中北 涼 1/26～4/25 （Ｆ２、90日間）
高田ひかる 3/1～5/29 （Ｆ２、90日間）
【Ｆ休み未消化の女子レーサー】
香川 素子★3/13～4/11
下野 京香 3/14～4/12
野田なづき 3/15～4/13
山川美由紀 3/16～4/14
生田波美音 3/20～4/18
後藤 美翼 3/22～4/20
藤田 美代 3/26～4/24
渡邉 優美 3/26～4/24
深尾 巴恵 3/26～4/24
池田 なな 3/26～4/24
高田 綾 3/29～4/27
計盛 光 4/1～4/30
西舘 果里 4/10～5/9
深見亜由美 4/12～6/10 （Ｆ２、60日間）
加藤 綾 4/14～5/13
野田 彩加 4/14～6/12 （Ｆ２、60日間）
福山恵里奈 4/16～5/15
中谷 朋子 4/21～5/20
山下 夏鈴 4/21～5/20
（※★は今節戸田出場メンバー。赤字は今日のＦ）
【女子レース斡旋停止】
香川 素子 4/12～7/11 （３カ月間）
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