勝戦で1枠の中山将太(24=福井)がインから押し切り、デビュー6年で待望の初優勝を飾った。2着は2コースから差した向後龍一、3着は大外から最内を突いて追い上げた桐本康臣だった。

中山が歓喜の時を迎えた。2節前に優勝した64号機を味方に、初の優勝戦1枠でコンマ02の速攻を決めた。ピットに戻ると息を切らしながら言葉を続けた。「昨日(15日)の夜から緊張した。舟足はダッシュ向きで、他と差がなかった。でも、やることに集中する。しっかりスタートするだけと、自分に言い聞かせた。優勝戦に乗った前節(大村)から、緊張をコントロールできるようになった」。

選手仲間から水神祭の祝福を受けて「初勝利以来で、格別の思い」とようやく表情が崩れた。昨年3月に結婚し、5月には第1子が誕生する。一家の長としても責任が増す。「まずは支えてくれる妻や家族に優勝を報告します。目標はヤングダービー、そして記念に参戦すること」。この日の喜びを糧に、福井のホープはさらなる活躍を誓った。

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