徳山オールレディース@cafe(最終日1/8)、宇野選手が1000勝 & 鎌倉選手が通算15V

徳山オールレディース
シリーズ最終日を迎えました。


なお今節の売上は57億1940万2000円を記録。
オールレディース歴代5位の数字で、
ナイター以外のオールレディースでは
史上最高額となりました。

【GⅢオールレディース 節間売上ベスト5】
1、71億8699万9700円 (20年12月、住之江)
2、70億0882万0300円 (20年7月、桐生)
3、58億3408万1400円 (20年9月、若松)
4、58億2013万9300円 (20年9月、蒲郡
5、57億1940万2000円 (21年1月、徳山)





宇野弥生選手が6Rに4号艇で登場。

4カドから差して2番手争いの位置につけると、
スロー3艇がフライングで戦線離脱し、
宇野選手が繰り上がりで先頭へ。

"4コース恵まれ"で1着ゴールを駆け抜け、
デビュー通算1000勝を達成しました。

ちなみにデビュー初Vの水神祭も
"2コース恵まれ"だった宇野選手です。
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-10802485937.html



02年5月に16歳でデビューしてから約18年8カ月。
女子レーサーでは24人目の1000勝に。

【宇野弥生選手 年次別成績】
02年 0勝 
03年 11勝 
04年 18勝 
05年 18勝 2優出
06年 41勝 2優出
07年 47勝 2優出
08年 48勝 1優出
09年 25勝 1優出
10年 62勝 5優出
11年 88勝 7優出2V
12年 66勝 8優出3V
13年 78勝 10優出3V
14年 66勝 4優出1V
15年 80勝 9優出
16年 66勝 8優出1V
17年 65勝 6優出
18年 71勝 5優出1V
19年 75勝 7優出2V
20年 71勝 6優出1V
21年 4勝 
通算 1000勝 83優出14V

最近11年連続で年間60勝以上をあげるなど、
安定したハイペースで白星を量産してきた宇野選手。

最近10年間(11年1月9日~21年1月8日)の
1着回数は729勝を数え、
これは女子レーサーでは5位という数字です。

【最近10年間 1着回数ベスト10(女子)】
1 寺田 千恵 803勝
2 平高 奈菜 763勝
3 山川美由紀 756勝
4 海野ゆかり 744勝
5 宇野 弥生 729勝
6 長嶋 万記 728勝
7 遠藤 エミ 727勝
8 中谷 朋子 702勝
9 三浦 永理 690勝
10 松本 晶恵 685勝


ちなみに1000勝の決まり手内訳は、
逃げ407本、まくり234本、差し155本、
まくり差し122本、抜き74本、恵まれ8本

(※まくりにはツケマイ1本を含む)

まくりが23%を占めており、
スタート速攻が武器の宇野選手らしいデータとなっています。

前期勝率5.53でA2級降格を喫した宇野選手ですが、
今期に入って11月の児島オールレディースで
優勝するなど勝率6.00と復調ムード。
今期はA1級復帰が大きな目標となってきそうです。

またその先には12年以来となる2回目
クイーンズクライマックス出場という目標も。

13年以降の年間女子賞金ランキングは、
14位、26位、16位、27位、26位、20位、22位、20位
常にトップ30に入っている宇野選手。

今年は9年ぶりのベスト12入りを果たして
年末を盛り上げて欲しいところです。

(11R発売中に行なわれた水神祭)


(気温0℃、水温9℃の水面でした)





さて今日のレース結果は、

1R ①竹井 奈美 1コース逃げ
2R ②垣内 清美 2コースまくり (3連単36520円)
3R ①金田 幸子 1コース逃げ
4R ②五反田 忍 2コース差し
5R ②森岡 真希 2コースまくり (3連単68870円)
6R ④宇野 弥生 4コース恵まれ
7R ①川野 芽唯 1コース逃げ
8R ①渡辺 千草 1コース逃げ
9R ①平田さやか 1コース逃げ
選抜戦10R ①佐々木裕美 1コース逃げ
選抜戦11R ①中村 桃佳 1コース逃げ
勝戦12R ①鎌倉  涼 1コース逃げ

【今節上がりタイムベスト5】
1 大山 千広 1'48"2 (2日目12R)
2 竹井 奈美 1'48"6 (最終日1R)
3 小野 生奈 1'48"8 (3日目4R)
4 鎌倉  涼 1'48"9 (4日目2R)
5 金田 幸子 1'49"0 (3日目3R)

【今節の部品交換状況】
渡辺 千草 ②リング1本
田村 美和 ②電気一式、③電気一式
柳澤 千春 ③リング1本
角 ひとみ ①リング2本、③リング2本・シリンダ、④シリンダ
中里 優子 ⑤新プロペラ
池田 浩美 ②キャリアボデー、③キャリアボデー、④リング1本
金田 幸子 ③リング4本・ピストン2個・シリンダ
平田さやか ③リング1本
西村美智子 ③電気一式、④電気一式
川野 芽唯 ②リング1本、③リング2
平高 奈菜 ①電気一式、⑤リング1本
樋口由加里 ①ギヤケース・新プロペラ
小野 生奈 ③リング1本、④リング1本
大山 千広 ②新プロペラ、③リング2
中田 夕貴 ③キャリアボデー、④ギヤケース
薮内 瑞希 ④キャリアボデー
来田 衣織 ②リング1本
生田波美音 ①ギヤケース
(※○内の数字はシリーズ○日目)

【今節支部別1着回数】
東京支部 13勝 (渡辺千⑤、黒澤④、平田②、栢場①、米井①)
福岡支部 11勝 (竹井③、大山③、川野②、小野②、深川①)
岡山支部 9勝 (田口③、金田③、樋口②、森岡①)
大阪支部 7勝 (鎌倉⑤、五反田②)
香川支部 7勝 (平高④、中村桃③)
福井支部 6勝 (西橋⑤、藤堂①)
愛知支部 5勝 (宇野④、谷川①)
山口支部 5勝 (佐々木④、片岡①)
静岡支部 2勝 (池田浩②)
滋賀支部 2勝 (水口②)
徳島支部 2勝 (岸②)
広島支部 2勝 (角①、新田有①)
三重支部 1勝 (垣内①)
群馬支部 0勝
埼玉支部 0勝
兵庫支部 0勝
佐賀支部 出場なし
長崎支部 出場なし

【今節コース別1着回数】
1コース 38勝 (逃げ37、抜き1) ※イン1着率53%
2コース 16勝 (差し10、まくり4、抜き2)
3コース 9勝 (まくり4、まくり差し3、差し2)
4コース 4勝 (まくり2、差し1、恵まれ1)
5コース 5勝 (まくり差し3、抜き2)
6コース 0勝


なお4Rで3艇Fのアクシデントが発生。
オールレディースは11月児島と12月住之江で
2戦連続のスタート無事故を達成するなど
開催20日間連続で返還ゼロを継続中でしたが、
3戦ぶりのスタート事故で記録がストップしています。


(五反田忍選手は4Rで2コース差しを決め、
 デビュー通算996勝目をマーク。
 次節は1/20からの下関オールレディースで、
 1000勝達成なるか注目が集まります)

(垣内清美選手は2Rで2コースまくりを決め、
 インの大山選手を破って3万舟を提供。
 明日から30日間のF休みに入り、
 復帰は2/20からの住之江一般戦の予定です)

(渡辺千草選手は8Rでイン逃げ快勝。
 節間5勝は今節トップタイの活躍でした)

(平田さやか選手は9Rイン逃げで今節2勝目。
 今節は東京支部が計13勝をマークし、
 支部別トップの活躍となりました)





さて話題は勝戦へ。


(⑥池田浩美選手)

(⑤新田有理選手)

(①鎌倉涼選手)

(④田口節子選手)

(③黒澤めぐみ選手)

(②平高奈菜選手)

(⑥池田浩美選手と④田口節子選手)

(①鎌倉涼選手)



【優勝戦12R出走表】
①鎌倉  涼 (優出69回目、優勝14回)
②平高 奈菜 (優出107回目、優勝23回、徳山1V)
③黒澤めぐみ (優出2回目)
④田口 節子 (優出190回目、優勝59回、徳山2V)
⑤新田 有理 (優出3回目)
⑥池田 浩美 (優出87回目、優勝12回)

コンディションは向かい風4m、波高4cm、
気温マイナス2℃、天候:雪。

12R発売中に雪が降り始め、
勝戦は氷点下の雪中決戦となりました。



進入は①②③/④⑤⑥で枠なりの3対3。

STは内からコンマ13、21、26/17、13、24
①鎌倉選手と⑤新田選手がトップタイのスタートです。

1マークは①鎌倉選手が先マイし、
②平高選手が差しを狙う展開に。



徳山は対岸にモニターがないこともあり、
振り返って後方を確認していた①鎌倉選手。

②平高選手の姿は2艇身ほど後ろでした。



2マークを①鎌倉選手が先取りして勝負あり。

これでオールレディース優勝戦
7戦連続のイン逃げ決着です。


【優勝戦12R結果】
1着 ①鎌倉  涼 1コース ST.13
2着 ②平高 奈菜 2コース ST.21
3着 ③黒澤めぐみ 3コース ST.26
4着 ⑤新田 有理 5コース ST.13
5着 ⑥池田 浩美 6コース ST.24
6着 ④田口 節子 4コース ST.17
決まり手=逃げ
2連単①② 240円(1番人気)
3連単①②③ 790円(2番人気)






勝った鎌倉選手は通算15回目の優勝。

これが徳山初Vで、中国地区4場でも初めての優勝。
V歴のある水面を9場に増やしました。

【鎌倉涼選手 優勝歴】
11年6月 芦屋オール女子戦
12年8月★唐津オール女子戦
13年6月 芦屋男女ダブル戦
14年3月 多摩川オール女子戦
14年6月 浜名湖ヴィーナスシリーズ
14年11月★蒲郡ヴィーナスシリーズ
15年1月 尼崎男女ダブル戦
15年3月 蒲郡オールレディース
15年3月 浜名湖オールレディース
15年4月 戸田オールレディース
15年6月☆唐津ヴィーナスシリーズ
15年10月 桐生男女ダブル戦
20年5月 尼崎ヴィーナスシリーズ
20年12月 多摩川男女ダブル戦
21年1月★徳山オールレディース
(※★はオール3連対V、☆はオール2連対V)

オールレディース優勝は約5年9カ月ぶりと久々。
15年の3~4月に蒲郡浜名湖・戸田と
オールレディース出場3節連続Vを達成したのに続く
4回目の優勝となりました。


今節は1・3・1・3・2・1・2・3・①・①着。

手にしたモーターは2連対率31位の低調機でしたが、
前検タイム3位タイと好気配を見せると、
10走で6本の展示一番時計を出すなど軽快な走りを披露。

予選をオール3連対でトップ通過し、
準優・優勝戦はインから鉄壁の逃げで快勝しました。

鎌倉選手にとってオール3連対Vは自身4回目
また前々節から続く連続3連対が27走まで伸びています。


今期4節走って3優出2Vと絶好調で、
今期勝率は8.17という断トツ女子1位の数字。

15年後期級別審査期間にマークした
7.78の自己ベストをも上回るペースです。

今後の出場予定は、
下関オールレディース(1/20~25)
浜名湖男女ダブル戦(1/29~2/3)
唐津ヴィーナスシリーズ(2/11~16)
芦屋レディースオールスター(2/23~28)

次節の下関は4優出0Vという成績ですが、
10年レディースチャンピオンで優出4着、
14年レディースチャレンジカップで優出3着と
大舞台で結果を残している水面。

徳山・下関の"オールレディース山口2連戦"で
主役の座を独り占めするのでしょうか。

鎌倉選手、おめでとうございました。




【徳山オールレディース 歴代優勝者】
14年度 三浦 永理(静岡)
15年度 三浦 永理(静岡)
16年度 中里 優子(埼玉)
17年度 遠藤 エミ(滋賀)
18年度 海野ゆかり(広島)
19年度 佐々木裕美(山口)
20年度 鎌倉  涼(大阪)






ではこれにて徳山オールレディース@cafeは終了。

なお次回の更新は1月20日開幕の
下関オールレディースの予定でしたが、

1都3県への「緊急事態宣言」発令により、
首都圏から現地へ移動しての取材は難しい状況となっています。

今後の更新につきましては
後日ご連絡させていただく予定です。





【'21 女子賞金ランキング】 (1/8現在)
1 鎌倉  涼 1,857,000円★
2  平高 奈菜 1,352,000円★
3 黒澤めぐみ 1,091,000円★
4 田口 節子 1,069,000円★
5 池田 浩美  996,000円★
6 新田 有理  980,000円★
7 佐々木裕美  961,000円★
8 西橋 奈未  910,000円★
9 中村 桃佳  897,000円★
10 金田 幸子  835,000円★
11 小野 生奈  834,000円★
12 川野 芽唯  831,000円★
13 竹井 奈美  828,000円★
14 遠藤 エミ  794,000円
15 宇野 弥生  786,000円★
16 平山 智加  752,000円
17 大山 千広  730,000円★
18 片岡 恵里  721,000円★
19 渡辺 千草  695,000円★
20 水口 由紀  664,000円★
(※★は今節徳山出場メンバー)

【'21 女子優勝回数】
優勝5回 ――
優勝4回 ――
優勝3回 ――
優勝2回 ――
優勝1回 鎌倉

【F休み中の女子レーサー】
浜田亜理沙 11/11~1/9 (F2、60日間)
小芦るり華 11/11~1/9 (F2、60日間)
山川 波乙 11/11~1/9 (F2、60日間)
山本 梨菜 12/13~1/11
山崎小葉音 12/13~1/11
加藤 奈月 12/15~1/13
松尾 怜実 12/17~1/15
笠野友紀恵 11/24~1/22 (F2、60日間)
犬童 千秋 1/1~1/30
森下 愛梨 1/1~1/30
柴田 百恵 1/1~1/30
日高 逸子 9/9~2/4 (F3、150日間)
垣内 清美★1/9~2/7
野田 彩加★1/9~2/7
喜多須杏奈 12/13~2/10 (F2、60日間)
高橋 淳美 11/18~2/15(F2、90日間)

【F休み未消化の女子レーサー】
深見亜由美 1/10~2/8
富樫 麗加 1/12~2/10
清水 愛海 1/12~2/10
清水 沙樹 1/19~2/17
西橋 奈未★1/19~2/17
吉田 彩乃 1/19~2/17
栢場 優子★1/26~2/24
本部めぐみ 1/26~2/24
中北  涼 1/26~4/25 (F2、90日間)
西岡 成美 1/31~3/1
大山 千広★※10/17~12/26、2/3~2/21 (F2、90日間)
水口 由紀★2/12~3/13
樋口由加里★2/17~3/18
藤堂 里香★2/17~3/18

松尾 夏海 2/20~3/21
高田ひかる 3/1~3/30
(★は今節徳山出場メンバー。赤字は今日のF)
(※はクイーンズクライマックス出場による分割)



なおびわこ男女ダブル戦(1/4~9)は5日目を終え、
勝戦に進むメンバーが決定。

びわこ女子優勝戦12R出走表】
①遠藤 エミ (優出108回目、優勝29回、びわこ3V)
②平山 智加 (優出119回目、優勝30回、びわこ1V)
③中川 りな (優出10回目)
④塩崎 桐加 (優出28回目、優勝3回)
⑤出口舞有子 (優出4回目、優勝1回)
⑥香川 素子 (優出124回目、優勝21回、びわこ3V)

地元の遠藤選手が2・2・3・1・1・3・1・1・①着の
オール3連対でポールポジションに。

前々節の12月桐生男女ダブル戦では
予選トップ通過を果たしたものの
開催打ち切りで優勝を逃している遠藤選手。

昨年8月の大村ヴィーナスシリーズ以来、
約5カ月ぶりの優勝を狙います。

引用元記事

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