ファンのハートを知り、ファンに捧げる人 平山智加

(C)BOATRACE

 激動の2020年も大詰めを迎えている。グランプリは峰竜太が取ったが、女子ナンバーワンは誰になるだろか。ボートレース界の注目は浜名湖に集まっている。

クイーンズクライマックスは明日からトライアル。きょうは12名の前検日だ。

いずれ劣らぬ好メンバーが集結するが、女子賞金2位の平山智加は優勝候補筆頭格といってもいい。
今年は、尼崎(2月)・とこなめ(3月)・福岡(4月)・津(6月)のヴィーナスシリーズで優勝。さらに、8月の多摩川プレミアムG1レディースチャンピオンを制している。

「勝つにはあれしかないと思っていました」と語るように、意表を突く2コースまくりを敢行。 「レディースチャンピオンは悔しい思いをたくさんしたので…優勝できてうれしいです」と涙した。

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 相当の理由があるのだ。
2011年の第24回大会をはじめ、26回、27回の3大会で1号艇をゲットしながらインから敗れている。

とあるSGウイナーが「1号艇はサッカーのPKと一緒。周りが決めてくれると信じている分、外すとつらい…」と言うように、平山智加が堪えた悲嘆ははかり知れない。
それを跳ね返すには相当な胆力が必要なはずだが、平山は「感謝」の気持ちで乗り越えてきた。
YouTubeを通じボートレース情報を多角的に発信するなど、どこまでもファン目線にこだわってきたのだ。

ファンにとっての関心は「役に立つ、立たない」ではない。知りたいことが関心事。ファンの知的興味に応えるのも関係者の大きな役割である。

「コロナで大変な中、ご声援ありがとうございます。これからもファンのため、家族のため、心を込めて精いっぱい走ります」と多摩川で語った誓いは不変。妻として、母として、レーサーとして、はたまたユーチューバーとして、できることを尽くす平山智加が2013年の芦屋クイーンズクライマックス以来のティアラ戴冠に挑戦する。

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