プレミアムG1浜名湖クイーンズクライマックス開幕直前コラムは、今回が最終回。女子賞金1位で選出された守屋美穂(31=岡山)を紹介する。G1を勝つ能力を持ちながら、タイトル獲得にあと1歩の状況が続く。悲願達成へ、今大会は全集中で臨む。

今年は休みなく走り続けた。年間の出走回数は300に迫り、12人の中では最多を誇る。優出も15度と多く、年間を通して安定したパフォーマンスを披露。女子賞金1位での選出となり、トライアル1回戦を1枠で迎えられるのは大きい。

昨年の徳山大会はファイナルに進出、2枠で臨んだ。コンマ03のトップスタートを決め、1枠の遠藤エミより半艇身前に出た。誰もがまくりにいくと思ったが、そこで差しを選択。まくり差した今井美亜の引き波にはまり、6着に敗れた。「もう少し攻められる選手になりたい」。この悔しさは忘れていないはず。今年はリベンジに燃える。

8月多摩川レディースチャンピオンでは、優勝戦1枠も平山智加のツケマイに屈した。いつG1を勝ってもおかしくない実力者だが、なかなか決め切れない。悲願の女子タイトルへ、今度こその思いで臨む。【古村亮】(おわり)

◆守屋美穂(もりや・みほ)1989年(平元)1月20日岡山県生まれ。101期生として07年11月尼崎でデビュー。13年2月鳴門で初優勝。G1は過去に5度の優出がある。同期は片岡雅裕、篠崎仁志、44キロ。血液型B。

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