平和島グランプリの後は、女王を決める戦いが始まる。プレミアムG1「第9回クイーンズクライマックス」が28日から31日まで、静岡・浜名湖ボートで開催される。年末の大一番に向けて開幕直前コラムとして3回連載でお届けする。第1回は舞台となる浜名湖水面を紹介する。

浜名湖の水質は淡水と海水が混ざった汽水。全国でも有数の広さを誇り、それも相まって「浜名湖で乗りづらいと感じたことはない」と話す選手もいるほど。強風さえ吹かなければ、非常に穏やかな水面でスピードあるレース展開が繰り広げられる。

冬の風向きはホーム追い風。微風程度ならイン有利のレース傾向となるが、強風が吹くと1M側が荒れる。インから回る選手のターンが流れて、差されるケースが見られる。無風、微風なら1枠から。強風が吹けば2枠からセンター枠までの差しが狙い目になる。

浜名湖のもうひとつの特徴が、ピットアウトから2Mまでの距離が長いこと。本番ピットから第2ターンマークまで152メートルもある。ピット離れで飛び出て内コースに進入してくることが多い。さらにピットアウトするタイミングが他場と違うため、走り慣れていない選手が遅れることもある。今大会は枠なりが基本の女子戦だが、レース本番の進入が変わる可能性があり注意が必要だ。

現行エンジンは4月が初降ろしで相場は固まっている。浜名湖は機力差が激しく、超抜機は面白いように出ていく。【古村亮】

※明日は注目選手(上)

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