深川真二(46=佐賀)がパワフルな2コース差しで優勝を飾った。SG制覇は17年の平和島ダービー以来2度目。初制覇の地で、またも、2コースから戴冠を手にした。2着は坂口周。1枠の池田浩二はインから先マイしたが、3着に終わった。

空中戦がはためくほどの向かい風の中、スリットから強烈なパワーで出ていった。1Mは手前でイン池田に舟を寄せ、ひと呼吸、待っての差し。まくり差した坂口に先行を許したが、バックでへさきを掛け、2Mを先取りして押し切った。「(1Mは)差せるかどうか微妙だったけど、何となく、差せました」。半信半疑のハンドルでも、先行艇に届く機力があった。

この優勝で来年3月SG福岡クラシックの出場権を手にした。「全く、意識していなかった」。目の前の一戦に集中することがモットー。細かいは気にしない。それよりも、「竜太(峰)はやる」と直後に控えた後輩へのエールに、力を込めた。来年に向けても、ブレはなし。「相も変わらず前付けに行って、人を困らせたいと思います」。21年に向け、笑顔で戦いのゴングを鳴らした。【東 和弘】

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