最終日の12R優勝戦は、1枠平見真彦(31=愛知)がコンマ09のトップスタートで逃げ切った。戸田では初、通算では3度目の優勝を飾った。

スタートの不安を払拭(ふっしょく)する気合のトップスタートだった。3日目11Rはイン戦もスタートでやや後手に回っての2着。優勝戦のスタート展示も、インで立ち遅れる形になった。しかし、平見自身は落ち着いていた。

「スタートは本番で早めに仕掛けて、様子を見ても持つ足かなと思って行きました」。進入は6枠野長瀬正孝が前付けに動いてスロー4艇、ダッシュで4枠鳥居塚孝博、5枠奥平拓也が引っ張っての4対2。3コースからまくる3枠原田秀弥を受け止めて、しっかり逃げてで押し切った。

「優勝戦までに、しっかりペラで水をつかませる調整をして、立ち上がりとかぐいっと押していた。3日目よりも足は良かった感じでしたよ」。思い通りの調整で優勝をつかみ、気持ちのいい笑みを浮かべた。

今後の目標を聞くと「まだA1級に上がったことがないので、まずはA1級に上がることですね。1号艇での優勝も、8月の津に続いて今回もできたので。今期をしっかり走ってまずはA1級に上がったら、(師匠の)柳沢一さんたちと一緒に記念を走ることが今の目標です」と明確な近い将来の夢を持つ。今期をしっかり走ってA1級に上がり、来期はSGウイナーの師匠の背を追いかけて記念ロードに向かうためにも、さらなる活躍を誓った。

引用元記事

船活OLが厳選!
実際に使える競艇予想サイトランキングはコチラ