北国からは冬の便りも聞こえてきた11月、ボートレース界は年末の大一番出場へ向けた最終決戦が蒲郡ナイターで行われる。SG第23回チャレンジカップ、G2第7回レディースチャレンジカップが24日に開幕。2回連載の直前コラム。第1回は一発逆転にかける選手を探る。

チャレンジカップ

この大会に限っては、グランプリ2nd組を狙うドリーム戦メンバーら賞金上位のみならず、一発逆転を狙う選手たちの気合が勝ることも多い。グランプリ出場圏賞金18位のすぐ下には池田浩二、桐生順平湯川浩司、馬場貴也ら実力者が並ぶ。彼らは優出がノルマという状況だ。

優勝が絶対条件となる下位には村田修次、石渡鉄兵の名がある。グランプリは6年ぶりに平和島で開催。2人は地元東京の選手だ。6年前はグランプリの18人に東京勢の名がなく、今年にかける気持ちは強い。村田は4月のプレミアムG1マスターズチャンピオンを優勝。今年は復活といえる戦績を残した。石渡は8月のSG下関メモリアルで準優4着、最終日特選Aを勝利するなど大暴れ。ともに調整力に優れ、夜の蒲郡で大願成就を狙う。

【レディースチャレンジカップ

こちらで最大の注目は寺田千恵。今年は今村豊、鵜飼菜穂子のレジェンドが引退し、世代交代が進む。長く女子を引っ張ってきた寺田、日高逸子、山川美由紀のベテランも日高がF3に散り、山川はこの大会に出場がかなわなかった。寺田は賞金14位でクイーンズクライマックス出場へ勝負駆け。ここにきて「ペラの形ができてきた」と話す。その意地に期待したい。

※明日は蒲郡の水面特徴

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