児島オールレディース@cafe(最終日11/17)、宇野弥生選手がイン逃げで通算14V

児島オールレディース「第32回瀬戸の女王決定戦」は
シリーズ最終日を迎えました。



(今節は全72レースでスタート無事故を達成。
 オールレディースでの節間スタート無事故は
 今年8月の尼崎以来で7節ぶり。
 オールレディースでの節間返還ゼロは
 昨年9月の大村以来で30節ぶりと久々です)

(地元の薮内瑞希選手は1Rイン逃げで今節2勝目。
 前期はイン10戦2勝と苦戦しましたが、
 今節2度のイン戦でいずれも逃げを決めるなど
 今期に入ってインは3戦3勝と好調です)

(地元の赤澤文香選手は2Rイン逃げで今節2勝目。
 87期の赤澤選手は初出走が2000年11月18日。
 明日でちょうど"デビュー20周年"になります)

(地元の金田幸子選手は4Rイン逃げで今節3勝目。
 インでの連敗を4で止める貴重な白星となりました)

(地元の寺田千恵選手は5Rイン逃げで待望の今節初白星
 もし節間0勝となれば昨年9月の常滑一般戦以来で
 実に32節ぶりでしたが、最終日に意地を見せました)

西村美智子選手は3Rでイン逃げ
 10Rで4コースまくりを決めて最終日2連勝
 2日目にもイン逃げと4コースまくりを決めており、
 今節2回目となる1・4号艇での一日2勝です)

(塩崎桐加選手は6Rでイン逃げ快勝。
 リング1本を交換して最終日に臨み、
 意地の今節初白星をマークしました)

(五反田忍選手は8R4コースまくりで今節2勝目。
 デビュー通算993勝に伸ばしました。
 次節は11/21からの鳴門男女ダブル戦に出場。
 そして次々節は12/9からの住之江オールレディースで、
 地元での1000勝達成という期待も高まってきました)

(今節毎日ピットに姿があったのは
 岡山127期ルーキーの小林愛実選手。
 11/26からの丸亀戦でデビューを迎えます)






さて今日のレース結果は、

1R ①薮内 瑞希 1コース逃げ
2R ①赤澤 文香 1コース逃げ (3連単22540円)
3R 西村美智子 1コース逃げ
4R ①金田 幸子 1コース逃げ
5R ①寺田 千恵 1コース逃げ
6R ①塩崎 桐加 1コース逃げ
7R ①岩崎 芳美 1コース逃げ
8R ④五反田 忍 4コースまくり (3連単32730円)
9R ②角 ひとみ 2コース差し (3連単13980円)
選抜戦10R 西村美智子 4コースまくり (3連単12650円)
選抜戦11R ①向井 美鈴 1コース逃げ
勝戦12R ①宇野 弥生 1コース逃げ

【今節上がりタイムベスト5】
1 守屋 美穂 1'46"4 (4日目12R)
2 守屋 美穂 1'46"8 (2日目12R)
2 蜂須 瑞生 1'46"8 (初日8R)
4 岩崎 芳美 1'46"9 (初日12R)
5 細川 裕子 1'47"0 (初日11R)

【今節の部品交換状況】
永井 聖美 ④電気一式
古賀 千晶 ⑤電気一式、⑥キャブレター・電気一式
西村美智子 ②キャリアボデー・電気一式
川野 芽唯 ②電気一式、③電気一式
樋口由加里 ②キャブレター、③キャリアボデー
塩崎 桐加 ⑥リング1本
豊田  結 ⑤キャリアボデー・電気一式
土屋実沙希 ①リング1本、②キャリアボデー
高田ひかる ②リング1本
間庭 菜摘 ③電気一式、④電気一式
(※○内の数字はシリーズ○日目)

【今節支部別1着回数】
岡山支部 22勝 (守屋⑥、堀之内③、金田③、樋口③、赤澤②、勝浦②、薮内②、寺田①)
香川支部 11勝 (西村美④、平高③、松尾夏③、道上①)
愛知支部 9勝 (宇野⑥、細川②、大瀧①)
三重支部 6勝 (高田ひ④、垣内①、塩崎①)
静岡支部 5勝 (千葉②、土屋実②、木村紗①)
東京支部 4勝 (平田③、永井①)
山口支部 4勝 (向井④)
群馬支部 3勝 (蜂須②、今井裕①)
大阪支部 3勝 (五反田②、高橋淳①)
徳島支部 2勝 (岩崎②)
広島支部 2勝 (角②)
長崎支部 1勝 (中北①)
兵庫支部 0勝
福岡支部 0勝
佐賀支部 0勝
埼玉支部 出場なし
福井支部 出場なし
滋賀支部 出場なし
(※赤字は優出メンバー)

【今節コース別1着回数】
1コース 40勝 (逃げ38、抜き2) ※イン1着率56%
2コース 10勝 (差し6、まくり4)
3コース 7勝 (差し4、まくり2、抜き1)
4コース 10勝 (まくり7、まくり差し3)
5コース 4勝 (まくり2、まくり差し1、抜き1)
6コース 1勝 (まくり1)






さっそく話題は勝戦へ。


(①宇野弥生選手)

(②守屋美穂選手)

(③細川裕子選手)

(④堀之内紀代子選手)

(⑤千葉真弥選手)

(⑥土屋実沙希選手)

(①宇野弥生選手)

(②守屋美穂選手)


【優勝戦12R出走表】
①宇野 弥生 (優出83回目、優勝13回、児島1V)
②守屋 美穂 (優出88回目、優勝16回、児島1V)
③細川 裕子 (優出87回目、優勝10回)
④堀之内紀代子 (優出70回目、優勝7回、児島1V)
⑤千葉 真弥 (優出6回目、優勝1回)
⑥土屋実沙希 (優出14回目、優勝1回)

コンディションは向かい風2m、波高3cm、
気温18℃、天候:晴れ。

やや肌寒い風が吹いていたものの、
夕陽が美しく瀬戸内海を照らすなかでの優勝戦となりました。



進入は①②③/④⑤⑥で枠なりの3対3。

STは内からコンマ07、06、13/21、06、05
4艇がゼロ台まで踏み込むスリット合戦となりました。

1マークは①宇野選手がインから先マイし、
②守屋選手は差しを狙うも一歩及ばず。

③細川選手、⑤千葉選手、⑥土屋選手は握り合って密集。
③細川選手が振り込んでヒヤリとするシーンとなりました。



バック直線に出ると①宇野選手が先行し、
3艇身ほど離れて②守屋選手が追走。



2マークで②守屋選手が再び差しを狙うもこれも及ばず。

その後も諦めず猛追する②守屋選手でしたが、
①宇野選手が先頭をキープしてフィニッシュラインへ。

0秒3差で振り切ってのVゴールとなりました。


【優勝戦12R結果】
1着 ①宇野 弥生 1コース ST.07
2着 ②守屋 美穂 2コース ST.06
3着 ④堀之内紀代子 4コース ST.21
4着 ⑥土屋実沙希 6コース ST.05
5着 ⑤千葉 真弥 5コース ST.06
6着 ③細川 裕子 3コース ST.13
決まり手=逃げ
2連単①② 250円(1番人気)
3連単①②④ 650円(2番人気)



(3周2マーク)
②守屋選手は惜しくも2着に終わり、
7月びわこ、9月若松に続く
オールレディース出場3戦連続Vはならず。
それでも最後まで諦めない走りを見せて
地元ファンを大いに沸かせました。


④堀之内選手は4コースから3着連絡み。
2月の児島オールレディースでは
一走もできず初日に負傷帰郷という無念を味わいましたが、
今節は最後までシリーズを沸かせてくれました。






勝った宇野選手は通算14回目の優勝。
約1年6カ月ぶりの栄冠となりました。

【宇野弥生選手 優勝歴】
11年2月 戸田オール女子戦
11年9月 住之江女子リーグ
12年2月 福岡女子リーグ
12年7月 GⅡ大村モーターボート大賞
12年12月 児島男女ダブル戦
13年6月 唐津オール女子戦
13年7月 常滑オール女子戦
13年10月 若松女子リーグ
14年10月 芦屋一般戦
16年1月 尼崎男女ダブル戦
18年6月 びわこヴィーナスシリーズ
19年2月 芦屋男女ダブル戦
19年5月 多摩川男女ダブル戦
20年11月 児島オールレディース

オールレディースは14回目の優出で待望の初V

ちなみにオールレディース10優出以上で
まだオールレディース優勝がないのは、
川野芽唯選手(17優出0V)、
森岡真希選手(12優出0V)、
向井美鈴選手(10優出0V)の3人だけとなっています。


今節の宇野選手は3・1・1・3・1・3・1・4・①・①着。

手にしたモーターは6優出2Vと好実績の70号機で、
前検タイム3位タイとさっそく上々の気配を見せると、

初日に3コース差し、2日目に4コースまくり差しを決めるなど
シリーズ序盤からキレ味鋭いレースを連発。
3日目終了時点で得点率2位の好位置につけました。

そして優勝を大きく手繰り寄せることになったのが4日目11R
5号艇で5コースからコンマ08の
トップスタートを決めてまくり差し一閃。

これで予選トップ通過を果たしてV争いの主導権を握り、
準優・優勝戦はインから逃げって頂点に立ちました。


宇野選手は今節開始時点でデビュー通算989勝でしたが、
今節6勝のピンラッシュを見せて通算995勝に。
いよいよ大台まであと5つに迫ってきました。

今後の出場予定は、
F休み(11/18~12/17)
浜名湖クイーンズクライマックスシリーズ戦(12/26~31)※仮
徳山オールレディース(1/3~8)

次節は4節連続優出と2節連続Vがかかるうえに、
1000勝達成の期待も膨らむ一節に。
目が離せない戦いとなりそうです。


レディースオールスターのファン投票実施中に
優勝を飾って存在感を大いにアピールした宇野選手。

宇野選手はレディースオールスター4年連続出場中の皆勤賞ですが、
ファン投票順位は13位→26位→27位→46位と年々下降線。
今回も中間発表では47位という
ボーダーぎりぎりの位置になっていました。

女子屈指のスタート力で魅せる宇野選手は
やはり女子ビッグレースの舞台に欠かせない存在。
そう思わせるに十分な今節の優勝だったのではないでしょうか。


宇野選手、おめでとうございました。



【児島オールレディース 歴代優勝者】
14年度 永井 聖美(東京)
15年度 三浦 永理(静岡)
16年度 守屋 美穂(岡山)
17年度 中村 桃佳(香川)
18年度 大山 千広(福岡)
19年度 田口 節子(岡山)
20年度 宇野 弥生(愛知)





ではこれにて児島オールレディース@cafeは終了。

次回の更新予定は7日後、
11月24日開幕の蒲郡GⅡレディースチャレンジカップです。

現時点での出場予定メンバー(支部別)は、

群馬 松本晶恵
埼玉 
東京 平田さやか
静岡 長嶋万記
愛知 大瀧明日香、細川裕子
三重 塩崎桐加
福井 
滋賀 香川素子、遠藤エミ
大阪 
兵庫 
徳島 岩崎芳美
香川 平山智加、平高奈菜
岡山 寺田千恵、田口節子、守屋美穂、樋口由加里
広島 海野ゆかり
山口 
福岡 川野芽唯、深川麻奈美、小野生奈、竹井奈美
佐賀 
長崎 

女子トップレーサー20人による
6日間全25レースの短期決戦。

女子ビッグレース秋の陣をお楽しみに。








【'20 女子賞金ランキング】 (11/17現在)
(※はレディースチャレンジカップ出場予定)
1 平山 智加※ 39,628,666円
2 守屋 美穂※ 39,054,666円★
3 小野 生奈※ 35,492,733円
4 平高 奈菜※ 34,507,000円★
5 大山 千広▼ 32,061,000円 (F休み中:10/17~1/14)
6 細川 裕子※ 29,188,000円★
7 松本 晶恵※ 28,450,000円
8 香川 素子※ 27,383,733円 (女子戦斡旋停止中:9/10~12/9)
9 岩崎 芳美※ 27,374,000円★
10 田口 節子※ 26,832,600円
11 遠藤 エミ※ 26,220,340円
12 大瀧明日香※ 25,695,533円★
13 川野 芽唯※ 25,311,940円★
14 寺田 千恵※ 25,068,340円★
15 深川麻奈美※ 23,923,200円
16↑宇野 弥生▼ 23,796,073円★(F休み中:11/18~12/17)
17↓長嶋 万記※ 23,633,666円 (女子戦斡旋停止中:9/10~12/9)
18↓海野ゆかり※ 22,963,733円★
19↑竹井 奈美※ 22,507,600円
20↓土屋  南▼ 22,176,000円 (F休み中:10/23~11/21)
21 日高 逸子▼ 21,640,000円 (F休み中:9/9~2/4)
22 塩崎 桐加※ 21,636,400円★
23 平田さやか※ 21,100,933円★
24 樋口由加里※ 20,793,000円★
25 堀之内紀代子 20,426,940円★
26↑角 ひとみ  19,991,840円★
27↓西橋 奈未  19,854,000円
28 藤崎小百合  19,699,213円
29 高田ひかる  19,192,000円★
30 出口舞有子  19,028,400円
(※★は今節児島出場メンバー。
 昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓。
 ▼はF休み中、▽はF休み未消化。
 F休み期間はクイーンズクライマックス出場の場合に変動あり)


【'20 優勝回数(女子)】
優勝5回 平山、大山
優勝4回 平高、守屋
優勝3回 香川、田口、松本晶
優勝2回 大瀧、堀之内、廣中、竹井
優勝1回 日高、寺田、岩崎、海野、中谷、池田浩、佐々木、宇野
       長嶋、落合、藤崎、西村美、川野、深川、鎌倉、
       櫻本、遠藤、小野生、西舘、中村桃、西橋、土屋南

【F休み中の女子レーサー】
柴田 百恵 10/20~11/18
栢場 優子 10/23~11/21
池田 浩美 10/23~11/21
土屋  南 10/23~11/21
池田奈津美 10/26~11/24
池田 明美 10/30~11/28
吉田 彩乃 10/30~11/28
福島 陽子 11/5~12/4
安井 瑞紀 10/6~12/4 (F2、60日間)
野田部宏子 9/8~12/6 (F2、90日間)
村上 奈穂 10/9~12/7 (F2、60日間)
福山恵里奈 11/8~12/7
櫻本あゆみ 11/9~12/8
赤井星璃菜 11/9~12/8
中澤 宏奈 11/11~12/10
今井 美亜 11/11~12/10
赤澤 文香★11/18~12/17
宇野 弥生★11/18~12/17
間庭 菜摘★11/18~12/17
倉持 莉々 9/23~12/21 (F2、90日間)
仁科さやか 10/26~12/24 (F2、60日間)
戸敷 晃美 9/26~12/24 (F2、90日間)
實森 美祐 9/26~12/24 (F2、90日間)
武里奈子 11/5~1/3 (F2、60日間)
上田 紗奈 10/9~1/6 (F2、90日間)
浜田亜理沙 11/11~1/9 (F2、60日間)
小芦るり華 11/11~1/9 (F2、60日間)
山川 波乙 11/11~1/9 (F2、60日間)
大山 千広 10/17~1/14※ (F2、90日間)
日高 逸子 9/9~2/4 (F3、150日間)
高橋 淳美★11/18~2/15(F2、90日間)

【F休み未消化の女子レーサー】
笠野友紀恵 11/24~1/22 (F2、60日間)
黒明 花夢 11/24~12/23
橋谷田佳織 11/27~12/26
喜多須杏奈 12/13~2/10 (F2、60日間)
山本 梨菜 12/13~1/11
山崎小葉音 12/13~1/11
加藤 奈月 12/15~1/13
松尾 怜実 12/17~1/15
(※★は今節児島出場メンバー)

【女子レース斡旋停止】
長嶋 万記 9/10~12/9(3カ月間)
香川 素子 9/10~12/9(3カ月間)
若狭奈美子 9/10~12/9(3カ月間)


なお若松一般戦(11/14~18)に出場中の遠藤エミ選手が、
準優11Rの2号艇で2着に入って優出切符を獲得。

中川りな選手も準優9Rの6号艇で2着に食い込み、
女子レーサー2人が優勝戦に駒を進めました。

【若松優勝戦12R出走表】
山口達也、②秦英悟、③藤山翔大、
④木谷賢太、⑤遠藤エミ⑥中川りな

遠藤選手は今年9回目・通算106回目の優出。
8月の大村ヴィーナスシリーズに続く
今年2回目・通算30回目の優勝を狙います。

中川選手は今年4回目・通算8回目の優出。
デビュー初Vを目指します。

引用元記事

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