女子レーサーのパイオニアとして、長らくボート界を引っ張ってきた鵜飼菜穂子(61=愛知)が、24日初日の常滑ボート「ヴィーナスシリーズ第15戦・常滑シンデレラカップ」を最後に引退することが分かった。

女子初のSG準優進出や、女子王座決定戦(現・プレミアムG1レディースチャンピオン)3連覇など、数多くの栄光に彩られた名手がカポックを脱ぐ。現在の心境を尋ねられると「2節前の蒲郡を走り終えてレース場の照明が消えた時は、震えたし、もう走ることはないんだなって、感傷的になったけど、今節はいつもどおり。平常心で走るだけです」と口にした。

前検の気配を聞かれると「エンジンはぼろぼろ。今の私にぴったりで良くなかったですね」と自虐的なコメントが返ってきたが、有終の美を飾るべく、最善を尽くすのみ。残り6日間のボートレーサー生活を完全燃焼する。

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