坪井康晴(43=静岡)がしっかり逃げ切り、7月浜名湖に続く今年3度目、通算65度目の優勝を飾り、副賞として近江米の新米50キロが贈られた。2着には外マイ迫った須藤博倫、3着は地元の沢田尚也が入った。

着外は3日目に大外から5着の1回のみ。それ以降は破竹の5連勝で優勝戦に進んだ。台風14号の影響で雨風が強く1Rから安定板装着となったが、コンマ15のトップスタートを決めると、1Mを先取りして後続を突き放した。びわこは03年11月にチャレンジカップでSG初出場(準優5着)、さらに05年8月にはG2秩父宮妃記念杯優勝と思い出のある水面で、主役を堂々と演じた。チャレンジカップ(11月24日~、蒲郡)はボーダーの下で出場は険しいが、勢いに乗って次節17日からの蒲郡で奇跡をたぐり寄せる。

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