プレミアムG1びわこヤングダービーは、磯部誠(30=愛知)がラストチャンスを生かして優勝。賞金順位はSGグランプリ出場圏内の18位まで上がってきた。賞金トップは唯一、1億円超えの峰竜太が快走。女子賞金トップは平山智加がキープしているが、守屋美穂が若松オールレディースを制して迫ってきた。

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★グランプリ 磯部誠が30歳ラストのヤングダービーでG1初制覇、賞金順位もGP出場圏の18位まで押し上げた。賞金トップはただ1人、1億円を超える峰竜太が突っ走り、吉川元浩、篠崎仁志らが追う。賞金20位以降の実力者に目を向けると、桐生順平が21位、昨年MVPの石野貴之は下関で最年少&最速の全国24場制覇を果たしたが24位、25位に池田浩二。今後、G1は徳山ダイヤモンドC、児島周年、GPの舞台になる平和島周年と続く。来月はSG大村ダービーも控え、賞金争いは激化する。

★クイーンズクライマックス 女子賞金トップは、8月のプレミアムG1多摩川レディースチャンピオンを制した平山智加がキープ。これに守屋美穂が迫ってきた。19日の若松G3オールレディースをまくり差して優勝、平山との賞金差は230万円余りに縮まった。3位は小野生奈、4位に今期F2になった大山千広が付ける。大山はヤングダービーの走りを見ていても、F2の足かせはきつかった。次節は守屋、平高奈菜らと29日からの児島周年に出場予定。男子強豪相手に厳しいレースが予想される。今期F3となった日高逸子は現在、女子賞金13位でQC入りは消えた。

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