福岡オールレディース@cafe(最終日9/8)、堀之内紀代子選手がイン逃げで通算6回目の優勝

福岡オールレディースは中止順延を挟んで
一日遅れでシリーズ最終日を迎えました。


なお今節の売上は35億9020万0000円

5日目7~12Rが中止となって
全66レースで行なわれましたが、
福岡オールレディースの最高額を更新しました。

【福岡オールレディース 売上】
14年度 22億1092万9700円
15年度 22億0972万9800円
16年度 23億8251万5500円
17年度 27億7438万0500円
18年度 20億8144万1400円
19年度 26億9033万4200円
20年度 35億9020万0000円

また今節の返還は2億2687万5700円に。

オールレディースで返還額が2億円を超えるのは、
あの準優で2艇F、優勝戦で2艇FLがあった
16年の江戸川(返還2億4876万9200円)以来で
2回目の出来事となっています。





(山本梨菜選手は5Rで2コース差し一閃。
 これがデビュー通算13勝目で、
 "差し"での1着は自身初となりました。
 初日後半から展示一番時計8連発をマークするなど
 快速パワーでシリーズを盛り上げた今節でした)

(笠野友紀恵選手は6Rイン逃げで今節2勝目。
 1分49秒2は今節二番時計の好タイムでした)

今井裕梨選手は3R4コース抜きで今節3勝目
 節間3勝以上は昨年9月の桐生一般戦以来で
 約1年ぶりと久々でした)

(加藤綾選手は1R2コース差しで今節2勝目。
 明日から30日間のF休みに入り、
 復帰は10/17からの住之江一般戦の予定です)

(川野芽唯選手は7Rで2コースからまくり一撃。
 "2コースまくり"での1着は昨年12月の
 徳山クイーンズクライマックスシリーズ戦以来で
 これが今年初めてでした)

(原田佑実選手は11Rで2コース差し一閃。
 8月以降2コースは2・1・1・2・1着と好調です)





さて今日のレース結果は、

1R ②加藤  綾 2コース差し (3連単13490円)
2R ①角 ひとみ 1コース逃げ
3R ④今井 裕梨 4コース抜き (3連単14570円)
4R ①樋口由加里 1コース逃げ
5R ②山本 梨菜 2コース差し
6R ①笠野友紀恵 1コース逃げ
7R ②川野 芽唯 2コースまくり
8R ①深川麻奈美 1コース逃げ
9R ①片岡 恵里 1コース逃げ
選抜戦10R ②中谷 朋子 2コース差し (3連単11390円)
選抜戦11R ②原田 佑実 2コース差し
勝戦12R ①堀之内紀代子 1コース逃げ

【今節上がりタイムベスト5】
1 大山 千広 1'48"1 (3日目7R)
2 笠野友紀恵 1'49"2 (最終日6R)
3 川野 芽唯 1'49"3 (最終日7R)
4 堀之内紀代子 1'49"4 (最終日12R)
5 大山 千広 1'49"7 (5日目6R)
5 竹井 奈美 1'49"7 (3日目12R)

【今節の部品交換状況】
川野 芽唯 ②キャブレター・電気一式
土屋実沙希 ③キャブレター
中川 りな ③ピストン2個
(※○内の数字はシリーズ○日目)

【今節支部別1着回数】
福岡支部 18勝 (竹井④、藤崎③、川野③、深川③、大山②、日高①、渋田①、中川①)
岡山支部 8勝 (堀之内④、樋口③、田口①)
愛知支部 6勝 (大瀧③、笠野②、谷川①)
静岡支部 5勝 (倉田②、鈴木成②、土屋実①)
三重支部 5勝 (本部③、加藤綾②)
大阪支部 5勝 (高橋淳②、原田②、五反田①)
埼玉支部 4勝 (中里③、前田①)
福井支部 4勝 (今井美④)
群馬支部 3勝 (今井裕③)
兵庫支部 2勝 (中谷②)
山口支部 2勝 (片岡②)
東京支部 1勝 (宮本①)
徳島支部 1勝 (淺田①)
広島支部 1勝 (角①)
佐賀支部 1勝 (山本梨①)
滋賀支部 0勝
香川支部 出場なし
長崎支部 出場なし

【今節コース別1着回数】
1コース 33勝 (逃げ30、抜き3) ※イン1着率50%
2コース 17勝 (差し10、まくり6、抜き1)
3コース 9勝 (まくり5、まくり差し1、差し1、抜き1、恵まれ1)
4コース 3勝 (まくり1、抜き1、恵まれ1)
5コース 2勝 (まくり1、抜き1)
6コース 2勝 (まくり1、抜き1)






さっそく話題は勝戦へ。


(①堀之内紀代子選手)

(②大瀧明日香選手)

(③中里優子選手)

(④今井美亜選手)

(⑤倉田郁美選手)

(⑥竹井奈美選手)



【優勝戦12R出走表】
①堀之内紀代子 (優出68回目、優勝5回)
②大瀧明日香 (優出109回目、優勝10回)
③中里 優子 (優出75回目、優勝6回)
④今井 美亜 (優出45回目、優勝8回、福岡1V)
⑤倉田 郁美 (優出54回目、優勝4回)
⑥竹井 奈美 (優出60回目、優勝7回、福岡1V)



コンディションは追い風4m、波高4cm、
気温30℃、天候:晴れ。

進入はスタート展示では①②③⑤/⑥④の4対2でしたが、
本番は①②③④⑤/⑥で枠なりの5対1に。

STは内からコンマ08、07、09、04、05/21
スロー5艇がゼロ台まで踏み込むスリット合戦となりました。

1マークは①堀之内選手がインから先マイ。
まくらせず差させずの好旋回を見せました。



バック直線に出ると①堀之内選手が
あっという間に5艇身ほどのリードを奪って独走。



明日9月9日の誕生日

ひと足早く祝うVゴールとなりました。

 


【優勝戦12R結果】
1着 ①堀之内紀代子 1コース ST.08
2着 ②大瀧明日香 2コース ST.07
3着 ⑥竹井 奈美 6コース ST.21
4着 ⑤倉田 郁美 5コース ST.05
5着 ③中里 優子 3コース ST.09
6着 ④今井 美亜 4コース ST.04
決まり手=逃げ
2連単①② 330円(1番人気)
3連単①②⑥ 1110円(1番人気)





2着には2コースから差した②大瀧選手が入線。

貴重な2着賞金55万円を上積みし、
女子賞金ランキングは1つ上がって7位へ。

明日から30日間のF休みに入り、
復帰は10/10からの徳山ヴィーナスシリーズの予定です。


3着争いは地元の⑥竹井選手に軍配。
3連単①②⑥で1番人気決着となりました。

竹井選手は3着賞金45万円を上積みし、
女子賞金ランキングは2つ上がって23位へ。
レディースチャレンジカップ出場ボーダーの
直下まで上がってきました。

次節は9/14からの若松オールレディースに登場。
再び地元での活躍が期待されます。





勝った堀之内選手は通算6回目の優勝。

16年の浜名湖男女ダブル戦以来、
約4年3カ月ぶりの栄冠となりました。

オールレディースは15回目の優出で初Vとなっています。

【堀之内紀代子選手 優勝歴】
12年1月 児島男女ダブル戦 (2コース差し)
12年3月 下関男女ダブル戦 (3コース抜き)
13年12月 三国男女ダブル戦 (4コース差し)
15年12月 大村一般戦 (3コースまくり差し
16年6月 浜名湖男女ダブル戦 (4コースまくり)
20年9月 福岡オールレディース (イン逃げ


今節は4・2・1・1・4・1・2・4・①着。

なんといっても際立ったのがスタートで、
コンマ15、08、16、06、07、06、08、15、08と
9走で6本のゼロ台を決める驚異の踏み込みぶり。

今節平均STコンマ10という充実の走りでした。

【今節平均STベスト5】
1 鈴木 成美 ST.10 ST順2.44
2 堀之内紀代子 ST.10 ST順2.56
3 今井 美亜 ST.13 ST順2.67
4 戸敷 晃美 ST.14 ST順2.50
5 今井 裕梨 ST.15 ST順2.44
5 藤崎小百合 ST.15 ST順2.44
5 土屋実沙希 ST.15 ST順2.44

4日目を終えて得点率8.43で大瀧選手と並ぶも、
上位着差で上回って予選トップ通過を果たし、
結果的にこれが大きな意味を持ってくることに。

準優が中止となって自動的に優勝戦1号艇が手に入り、
このチャンスを生かして絶好枠から逃げ切り成功。

勝戦1号艇は過去5戦0勝の鬼門でしたが、
6回目の挑戦でついに白いカポックでのVゴールとなりました。


堀之内選手の今後の出場予定は、
常滑一般戦(9/12~16)
蒲郡オールレディース(9/21~26)
鳴門オールレディース(10/4~9)
津オールレディース(10/17~22)

ちなみに常滑蒲郡・鳴門・津はいずれも
堀之内選手にとって通算3優出0Vの水面です。


今節開始前に5.86だった今期勝率を
6.06まで大幅アップされることに成功し、
A1級キープへ可能性が広がってきた堀之内選手。

最近4期はA2→A1→A2→A1と行ったり来たりで、
5~10月の期にA2へ降格することが続いていましたが、
今期は自身初の2期連続A1が十分に狙えそうです。

堀之内選手、おめでとうございました。




【福岡オールレディース 歴代優勝者】
14年度 岸  恵子(徳島)
15年度 寺田 千恵(岡山)
16年度 小野 生奈(福岡)
17年度 大山 千広(福岡)
18年度 日高 逸子(福岡)
19年度 魚谷 香織(福岡)
20年度 堀之内紀代子(岡山)





ではこれにて福岡オールレディース@cafeは終了。

次回の更新予定は6日後、
9月14日開幕の若松オールレディースです。

現時点での出場予定メンバー(支部別)は、

群馬 
埼玉 中里、清埜
東京 渡辺千、後藤、下野
静岡 池田明、土屋実
愛知 谷川
三重 垣内
福井 今井美
滋賀 茶谷、遠藤、森
大阪 原田
兵庫 中谷
徳島 淺田、岸、赤井
香川 柳澤、道上、西坂、平山
岡山 福島、森岡、赤澤、守屋樋口、安井
広島 、新田有
山口 津田
福岡 渋田、藤田、大橋栄、藤崎、犬童、川野深川小野生竹井、高田綾、小池
佐賀 入船、野田な
長崎 
(※赤字はA1級、青字はA2級)

なおWドリームの出場予定メンバーはすでに発表されており、
初日12Rは①平山、②川野、③今井美、④守屋、⑤藤崎、⑥原田、
2日目12Rは①小野生、②中谷、③竹井、④遠藤、⑤樋口、⑥深川です。







【'20 女子賞金ランキング】 (9/8現在)
1 平山 智加 34,049,666円
2 守屋 美穂 31,130,666円
3 小野 生奈 30,229,733円
4 大山 千広▽28,285,000円★(F休み:10/17~1/14※)
5 平高 奈菜 27,035,000円
6 香川 素子▼23,179,733円 (F休み中:8/11~9/9)
7↑大瀧明日香▼22,383,533円★(F休み:9/9~10/7)
8↓細川 裕子 22,348,000円
9 日高 逸子▼21,640,000円★(F休み:9/9~2/4)
10 岩崎 芳美 21,256,000円
11 松本 晶恵 21,138,000円 
12 土屋  南 20,930,000円
13 遠藤 エミ 20,670,340円
14 寺田 千恵▼19,745,340円 (F休み中:8/11~9/9)
15 長嶋 万記▼19,431,666円 (F休み中:8/11~9/9)
16 田口 節子 19,161,600円★
17 川野 芽唯 18,947,940円★
18 深川麻奈美 18,780,200円★
19 海野ゆかり 17,718,733円
20 宇野 弥生 17,503,073円
21 塩崎 桐加 17,186,400円
22 樋口由加里 16,986,000円★
23↑竹井 奈美 16,660,600円★
24↓藤崎小百合 16,362,213円★
25↓平田さやか 16,312,933円
26 出口舞有子▽15,943,400円 (F休み:9/23~10/22)
27↑角 ひとみ 15,878,840円★
28↓池田 浩美 15,863,006円
29↓倉持 莉々▽15,770,000円 (F休み:9/23~10/22)
30 佐々木裕美 15,027,600円

35↑堀之内紀代子 14,286,940円★
(※★は今節福岡出場メンバー。
 昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓。
 ▼はF休み中、▽はF休み未消化。
 F休み期間はクイーンズクライマックス出場により変動あり)


【'20 優勝回数(女子)】
優勝5回 平山、大山
優勝4回 
優勝3回 香川、平高
優勝2回 大瀧、松本、守屋、竹井
優勝1回 日高、寺田、岩崎、中谷、池田浩、堀之内、佐々木、
       田口、廣中、長嶋、落合、藤崎、西村美、川野、
       深川、鎌倉、櫻本、遠藤、中村桃、土屋南
  
【F休み中の女子レーサー】
山川美由紀 8/11~9/9
寺田 千恵 8/11~9/9
香川 素子 8/11~9/9
長嶋 万記 8/11~9/9
西村美智子 8/11~9/9
若狭奈美子 8/11~9/9
鎌倉  涼 8/11~9/9
渡邉 優美 8/11~9/9
水野 望美 8/11~9/9
喜多須杏奈 8/11~9/9
西橋 奈未 8/11~9/9
米井 里実 8/20~9/18
松尾 夏海 8/21~9/19
中北  涼 8/23~9/21
柴田 愛梨 8/23~9/21
関野  文 8/26~9/24
松瀬 弘美 6/30~9/27(F2、90日間)
池田 紫乃 9/1~9/30
大澤 真菜 9/1~9/30
真子奈津実 9/1~9/30
村上 奈穂 9/1~9/30
高憧 四季 9/1~9/30
金子 七海 9/1~9/30
西 茂登子 7/7~10/4(F2、90日間)
深尾 巴恵 9/7~10/6
笠野友紀恵★9/9~10/7
大瀧明日香★9/9~10/7
西村  歩 9/8~10/7
加藤  綾★9/9~10/7
木村紗友希 8/26~10/24(F2、60日間)
落合 直子 9/1~10/30(F2、60日間)
田村 美和★9/9~11/6(F2、60日間)
野田部宏子 9/8~12/6(F2、90日間)
日高 逸子★9/9~2/4(F3、150日間)

【F休み未消化の女子レーサー】
山下 夏鈴 9/11~11/9(F2、60日間)
仁科さやか 9/14~10/13
倉持 莉々 9/23~10/22
出口舞有子 9/23~10/22
戸敷 晃美★9/26~10/25
實森 美祐 9/26~10/25
孫崎 百世 9/27~10/26
吉田 杏美 10/1~10/30
藤堂 里香 10/3~11/1
浜田亜理沙 10/3~11/1
安井 瑞紀 10/6~12/4(F2、60日間)
村上 奈穂 10/9~12/7(F2、60日間)
上田 紗奈 10/9~11/7
柳澤 千春 10/10~11/8
淺田千亜希 10/10~11/8
廣中智紗衣 10/10~11/8
津田 裕絵 10/10~11/8
森  世里 10/10~11/8
小野 真歩 10/16~11/14
大山 千広★10/17~1/14(F2、90日間)
栢場 優子 10/23~11/21
(※★は今節福岡出場メンバー)

【女子レース斡旋停止】
蜂須 瑞生 7/11~10/10(3カ月間)
魚谷 香織 7/16~10/15(3カ月間)
長嶋 万記 9/10~12/9(3カ月間)
香川 素子 9/10~12/9(3カ月間)
若狭奈美子 9/10~12/9(3カ月間)

引用元記事