準優10Rで2着に入った羽野直也(25=福岡)が優勝戦に駒を進めた。「今日(9日)が体感や出足は今節で一番良かったですね」とホッとした表情をみせた。エンジン、ボートともに複勝率トップを手にした今開催だが、出足を合わせるのに苦しんだ。「今節は合わせきれないかも…」と2日目のレース後にも話していたが、何とか優勝戦に間に合わせてきた。

今回は今夏に埼玉へ支部移動した師匠の別府正幸と同配分。「たまにしかないことなので」と、準優のレース後も2人話をしながら控室へ向かっていた。鳴門は4度目の参戦で初の優出。「鳴門に悪いイメージはない。起こしや行き足は悪くないし、コースはどこからでも」。優勝戦は4枠からのカド戦が有力。一撃を浴びせて興津藍の5連続優勝に待ったをかけ、17日からのPG1びわこヤングダービーに弾みをつける。

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