守田俊介(45=滋賀)が4コースからまくり差して、前節蒲郡に続き今年7度目の優勝を飾った。

これで賞金ランクは14位となり、年末のグランプリ圏内に入った。2着には藤原啓史朗、3着は山口剛が入った。

予想通り、いやそれ以上の3カド展開になった。深川真二が「昭和の競艇ってものを見せる」と宣言した通り、前付けでイン吉田裕平に重圧をかけた。

これで山口が絶好の3カド。進入は16・2345となった。スリットは山口が先まくりに出たが、これに吉田が抵抗。守田は労せずして差し切った。2着争いは、藤原が3周1Mで追い上げた山口らを振り切った。

守田は「足は仕上がっていたし、今節はツキがありました。優勝戦も進入が乱れて自分にチャンスがあると思いました」と晴れやかな表情を見せた。

次走は10日からの宮島G1。「目の前のレースをしっかり走りたい」と、着実に年末の大舞台へ歩みを進める。

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