SGボートレースメモリアルの直前連載2回目は、各地区の代表らが争う初日12Rのドリーム戦を展望する。1枠は峰竜太(35=佐賀)。今年は7月のオーシャンCに加え、G1やG2を含め優勝11回、賞金トップと圧倒的な強さを誇る。初日を逃げてSG連続優勝へ突っ走る。

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初日のドリーム戦は、昨年6月から今年5月までのG1以上の勝率上位者を、各地区(関東、東海、近畿、中四国、九州)から選出。これに推薦選手の桐生順平が6枠に入った。

その勝率トップに立つ峰が1枠に座る。近年は5年連続で勝率NO・1。さらに今年は22節走り、優出18回、優勝11回と圧倒的な実績を残す。成熟し、実力拮抗(きっこう)の近代ボートレースにおいて、この安定感は別格。よほどの低調機を引かない限り、この充実度には逆らえない。

対抗格は地元の白井。師匠の今村豊に次ぐ下関実績を武器に、峰に襲いかかる。メモリアル3連覇の偉業がかかる毒島誠も僅差。ナイターSGにめっぽう強く、17年11月に下関チャレンジCを制した水面相性も見逃せない。井口佳典は近況下降のリズムをどう立て直せるか。経験値が豊富な松井繁、スピードある桐生順平も連浮上をうかがう。

引用元URL:https://www.nikkansports.com/public_race/news/202008230000032.html