瞳を真っ赤にして感極まるレディースチャンピオン初戴冠! 平山智加(35=香川)が猛烈なジカまくりで抜け出し、優勝。G1は13年の尼崎周年に続いて2度目の制覇となった。これで来年3月の福岡SGクラシック出場権を獲得した。2着は粘った守屋美穂(31=岡山)、3着は細川裕子(38=愛知)が、桜本あゆみ(32=東京)に競り勝った。

進入はS展示と同じ123・456の3対3。昼のスタート特訓から強烈な行き足を見せていた通り、インの守屋に相当な重圧をかけた。スリットから伸びて、迷うことなく守屋を引き波にはめると、バックは独り旅。悲願のビッグタイトルを獲得して、ピットに引き揚げるなり目頭を押さえた。

「これまで悔しいことがたくさんあって…今回勝てて本当にうれしい。同期の(松本)晶恵、香川の山川美由紀さん、西村美智子さんに言葉をかけてもらって、落ち着いていけました。まだまだ課題は多いけど、こういうレースをひとつでも多くできるように頑張ります!」と喜びを語った。

払戻金は2連単(2)-(1)660円、3連単は(2)(1)(3)1710円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください。選手の表記は出身地)

引用元URL:https://www.nikkansports.com/public_race/news/202008100000484.html