まくり差し決まりやすい5コースは好き/毒島コラム

皆さま、こんにちは! 今回もコース別について話しましょう。5、6コース編です。

5コースは、僕の好きなコースの1つ。スピードを持って全速でまくり差しに入りやすいコースです。外に全部、まくりに行くこともありますが、今のボートレースではなかなか決まりづらい。全速でまくりにいっても、結局はどこかを差しにいかなければなりません。

4コースがまくりや奥に差しにいった場合に、最内を差す時もあります。これが結構、効果的な場合もありますが、僕は苦手です(汗)。どうしても攻めにいきがちなので…。

3、4コースでは決め打ちはせず、瞬時の判断を、と書きましたが、5コースだと1着勝負や優勝戦などで決め打ちをする時があります。最近は奇数枠が攻める枠と言われますが、その通りだと思います。

16年10月、6コースからのまくり差しで徳山G1・63周年を勝った毒島誠
16年10月、6コースからのまくり差しで徳山G1・63周年を勝った毒島誠

 

6コースは完全に内側の展開を待つ形になります。どのコースでも、差して引き波を越えると、艇の半分くらいは失速します。6コースなど3本くらい引き波を越えると、よほど素晴らしいターンをしないと内側との差は詰められません。1着を取る確率が低く、その選択肢が一番少ないのも確かです。

でも、ばらけた隊形になってくれるとチャンスは開けます。あわよくば全速で展開を突ける位置を探したり、上位着を狙う準備はします。それが駄目でも、道中勝負できるように、前と離れないようになどリスクヘッジはします。

でも、6コースだから中間着でいいとは思っていませんし、チャンスがあれば常に上位着を取ることを考えています。(ボートレーサー)

引用元URL:http://www.nikkansports.com/public_race/boat/busujima/news/202008100000045.html