笠野友紀恵(49=愛知)が2日目2Rで、2着に入り「良かった~」とほっと一安心。安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

3コースに入った4枠の小野生奈が、コンマ26発進から1Mで差しに構えたところ、かかりが悪く振り込んだ。笠野は2コースから、コンマ32と劣勢なスリット隊形だったが、逃げた谷川里江を追って順走した。「片面だけ(ペラを)たたいた状態でレースにいったけど、回り足が好みの感じだった。直線はもう少し欲しい。レース終わりに両面(のペラ)をたたきました」と貪欲に上積みを図る。

その笠野は、レースの合間は、選手としては珍しいテレビアナウンサーがするようなアクリル製マスク(口元だけを覆うシールド)をしている。「これだとじゃべりやすいし、聞きやすいでしょ?」。ネット通販で10枚セットを購入して使っている。

趣味の社交ダンスはマスク着用で踊っており、メダルテストは「シルバー」が取得できるまで“ジャイブ”1種目を残すのみ。近日中では、8月末に予定される発表会で、クイックステップとルンバを踊る予定。レースと発表会、どちらが緊張するのだろう…。

引用元URL:https://www.nikkansports.com/public_race/news/202007280000618.html