篠崎仁志(32=福岡)が逃げて快勝し、今年4度目の優勝を飾った。尼崎では初、G2では16年11月(芦屋モーターボート大賞)以来3度目。握った野添貴裕が2Mで冷静に差して2着、下寺秀和が3着に入った。

進入は落ち着いた3対3で、篠崎はインからコンマ12のトップスタート。1Mは慌てることなく先マイに成功し、バック独走態勢を築いた。序盤からトップ級を誇った14号機は、最後までパワーが落ちることはなかった。「前検にもらって乗った時から素晴らしいエンジンだと自信を持っていました。1周目からこれはいいと思ってました」。

エンジン様々だが、そんな中で結果を残すことができたのは収穫だ。「いいエンジンを引いて、すんなり優勝は簡単にできるものではありません。自分自身に評価をしたいと思います」。

次走予定は、28日からの大村G2モーターボート誕生祭。このグレードレースから、場内にファンが戻ってくる。「日本中が大変な時に寂しい気持ちもありますが、お客様の前で活躍する姿を見せていきたいです。いい流れで来ることができているので、こういう時こそ気を引き締めて頑張っていきたいです」。

輝きをさらに増した篠崎が、大勢のファンの前で華麗な走りを見せる。

引用元URL:https://www.nikkansports.com/public_race/news/202007190000830.html